この記事でわかること
- 夏のダイエットが成功しやすい理由
- 夏のダイエットを成功させるための4つのポイント
暑い夏は、薄着になったり、水着を着たりと肌の露出が増えがちな季節です。
「夏までに痩せよう」「暑いうちに痩せておこう」と考える人も多いのではないでしょうか?
ダイエッターの中で、夏は一年の中で最もダイエットが成功しやすいと言われています。
夏に痩せやすい理由や夏にダイエットをする際の痩せるためのポイントを今回は解説していきます。
夏にダイエットが成功しやすい理由

夏にダイエットをすると成功しやすいと言われているのには、しっかりとした理由が存在します。
主な理由として「発汗」と「食欲の低下」が挙げられます。
ですが、調べてみると「夏太り」というワードもチラホラ見かけます。
実は、夏のダイエットの成功率は生活習慣が関係していて、痩せやすい人もいれば、太りやすい人もいるんですよ。
夏に痩せる理由と太る理由の両方を理解することがダイエット成功の第一歩だったりします。
発汗による「むくみ」防止
夏以外の季節に「むくみ」で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
むくみは、太って見えるだけではなく、実際に体重が増えています。
むくみの主な原因は「体内の水分・塩分の過多」です。
体の中に余分な水分や塩分が溜まっていくと徐々にむくみがひどくなっていきます。
夏は気温が高く何もしなくても自然と汗が出ますよね?
実は発汗により体内の水分や塩分が体の外に排出されることで知らない間にむくみを防止できています。
むくみは太って見えるだけではなく「代謝が落ちる」といった残念ながら働きも持っています。
代謝が落ちると運動をしてもしっかりと脂肪を燃焼出来なくなります。
むくみにくい夏は、代謝が悪くなりにくいため、運動によるダイエット効果をしっかりと得られます。
発汗によるむくみ防止は、太って見えなくなるだけではなく、スムーズに痩せられる効果もあります。
食欲の低下によって「摂取カロリーも低下」
気温が高い、ジメジメする、何もしていないのに汗が出る暑い夏は、食欲がなくなるケースも珍しくありません。
他の季節と比べると明らかに夏は食事量が減っていると自覚している方も多いのですよね。
食欲や食事量が低下すると「摂取カロリー」も少なくなります。
普段と同じ運動量でも摂取カロリーが少ない方が痩せやすくなるのは当たり前です。
夏の暑さが招く、食欲の低下から体重が減る方も意外と多いと言われています。
体を動かさず冷たいものばかりを飲み食いしたらすぐに太る
暑い夏でも「汗が出ない室内」で「冷たいものばかりを飲み食い」していると簡単に太ります。
夏に痩せる原因を全て無効化しているので当然の結果です。
エアコンの聞いた涼しい室内で過ごす時間が増えると、汗をかく頻度や運動量がガクッと下がり、代謝も悪くなります。
その結果、太りやすく痩せにくい体質に変わっていきます。
快適な室内で過ごす時間は短くても、冷たいものしか食べない場合も夏太りを招きます。
冷たいものばかりを食べていると、内蔵が冷えた状態が続き、代謝が下がるからです。
代謝が下がったまま、飲み食いを続けると簡単に体に脂肪がつきます。
夏に痩せるための4つのポイント

ここからは、いよいよ夏に痩せるための4つのポイントを解説していきます。
それぞれのポイントがなぜ大切なのか、しっかりと把握していきましょう。
ポイントその1!「発汗による代謝が下がらないようにする」
「発汗による代謝が下がらないようにする事を意識する」のが1つ目のポイントです。
夏は汗が出やすいのでむくみにくくなっています。
エアコンをガンガンに効かせた室内で過ごしていると代謝が下がり痩せやすくなります。
まずは室内の温度を「28度前後」に設定しましょう。
28度が暑く感じる場合は「26度」ぐらいまで下げてもOKです。
室温をガンガン下げて快適に過ごしたい気持ちもわかりますが、室温を下げすぎると代謝が悪くなるため、極端に室温を下げるのは控えましょう。
自分でエアコンの温度調整ができない外出時も注意が必要です。
ガンガンにエアコンの効いた職場や飲食店に行く機会も多いですよね。
そんなときは、体が冷えないように薄手のカーディガンやストールを持ち歩くのがおすすめです。
さらに、シャワーで済ませがちとなる夏ですが、しっかりとお風呂に浸かる、入浴後にストレッやマッサージを行うのも効果的なため、時間に余裕がある日は積極的に試しましょう。
ポイントその2!「適度な運動で代謝キープ」
暑い屋外よりも快適な室内で過ごす時間が多い夏ですが「定期的な運動で代謝をキープ」することを忘れないようにしましょう。
「運動=屋外」とイメージする方も多いかもしれませんが、自宅・室内でできる運動も山の数ほどあります。
快適に過ごせる室内で週3日、1日30分程度の軽い有酸素運動でOKです。
自宅でテレビを見たり音楽を聞きながら体を動かすことから始めましょう。
自宅でダイエット目的で運動を行うときは、過去記事「道具要らず!自宅・室内で出来るおすすめの有酸素運動5選」を参考にしてください。
ポイントその3!「筋トレで代謝アップ」
運動量が減りがちな夏は「筋トレで代謝アップ」をするのがおすすめです。
ガッツリハードな筋トレ!ではなく、誰でも簡単にできるトレーニングで問題ありません。
筋トレは、筋肉量の増加により代謝が上がり、1日で消費できるカロリーが増やせます。
さらに、体の気になる箇所を引き締めるシェイプアップ効果も同時に得られるため、引き締まった綺麗なボディーラインをゲットできます。
有酸素運動をしない日には、軽い筋トレをするように意識してみましょう。
効率良く筋肉量を増やしたい方は「お腹をスッキリさせるにはスクワット」を読んでみてください。
ポイントその4!「代謝アップを意識した食事」
最後のポイントが「代謝アップを意識した食事」です。
冷たいものを食べがちとなる夏ですが、代謝がアップする食材を使った料理を食べることで自然と痩せやすい体質になれます。
食事のときに温かいスープを飲むだけで冷えて代謝が下がった胃腸を温めることができます。
せっかくなら、旬の夏野菜を使ったメニューを作ってみるのもおすすめです。
代謝アップに欠かせないタンパク質やビタミンB群を豊富に含む食材は以下のとおりです。
タンパク質
- 豚肉
- レバー
- マグロ
- サバ
- 卵
- 大豆製品
ビタミンB群
- ニンニク
- しじみ
- はまぐり
- ゴマ
- アボカド
- ほうれん草
体験談:軽い運動でお腹まわりがすっきり!
夏が痩せやすいと聞いて早速試してみました。
すでにダイエットに成功していましたが、夏前の暴飲暴食で少し体重が増えていたので「これはチャンス!」と考えたのがきっかけです。
ダイエットと言っても実践したのは「週3日の有酸素運動」と「週2回の軽い筋トレ」のみです。
有酸素運動は、朝の時間帯に1日30~60分程度or室内運動を30分程度行いました。
一方、筋トレはスクワット1回30セットを1日2回、プランク60秒を1日1回、たったこれだけです。
もちろん、効率よくダイエットをするために室内温度の調整や発汗を意識しました。
食事に関しては、食べすぎによる摂取カロリーオーバーをしないように注意しました。
意識的に野菜を食べることで満足感を得られるようにしたのがよかったのかな?と思います。
上記だけのダイエットで2週間程度でお腹まわりの脂肪がスッキリ!ダイエット開始から-2kgを達成しました!
もちろん、ダイエット効果は個人差があるため、試した方全員がダイエットに成功するとは限りません。
ですが、暑くなってきた時期にダイエットを始める方は、ぜひ今回の体験談も参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事では、夏のダイエットを成功させるための4つのポイントを解説しました。
夏は発汗しやすく、食事量が減りがちになるから、体重が減りやすくなっています。
しかし、間違った方法でダイエットを行ってしまうと体調を崩してしまいます。
健康に綺麗に痩せるためには、無理のない正しい方法のダイエットを続けることを意識しましょう。
夏 痩せるに関するよくある質問
- Q夏に痩せる理由を教えてください
- A
夏は気温が高く発汗しやすいため、代謝がよくなっています。代謝が良い状態で運動を行うことで他の季節よりも高いダイエット効果が得られます。
- Q夏でも体重が増えてしまいます。
- A
エアコンの聞いた室内に長時間いるなど、発汗しにくい環境にいると体重が増えます。また、冷たい食べ物や飲み物ばかりを選んでいると体内から冷えてしまい代謝が落ちてしまいます。
- Q夏にダイエットをする際に意識した方がいいポイントはありますか?
- A
他の季節のダイエットと同じで運動の習慣化とバランスの良い食生活を意識しましょう。
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