お風呂上がりに飲むだけ！綺麗になれる美容ドリンク5選

お風呂上がりにキュッと冷たいものを飲むのは、美味しくて気持ち良いからやめられませんよね。

お風呂上がりの水分補給ですが、実は綺麗になれる美容効果のあるドリンクが数多く存在します。

どうせ何かを飲むなら、綺麗になれるものを飲みたいとは思いませんか？

今回はお風呂上がりに飲みたいおすすめのドリンクを紹介します。

お風呂上がりにおすすめの飲み物5選

ドリンク	美容効果	ダイエット効果	リラックス効果	準備の手軽さ	こんな人におすすめ
白湯	★★★☆☆	★★★★☆	★★★☆☆	★★★★★	デトックス・むくみ解消したい人
ホットミルク	★★★★☆	★★☆☆☆	★★★★★	★★★★☆	睡眠の質を改善したい人
ホットハーブティー	★★★★★	★★★☆☆	★★★★★	★★★☆☆	美肌・アンチエイジング重視の人
お酢入りジンジャー	★★★☆☆	★★★★★	★★☆☆☆	★★☆☆☆	本気でダイエットしたい人
豆乳（常温・温）	★★★★★	★★★★☆	★★★☆☆	★★★★☆	女性ホルモンバランスを整えたい人

お風呂上がりに飲むおすすめのドリンクの共通点として「常温」または「温かいドリンク」が挙げられます。

常温・温かいドリンクであればお風呂上がりに飲んでも体の熱を奪われることはありません。

「お風呂上がりの状態で温かいものなんて飲めないよ」とガッカリする人も多いかもしれません。

ですが、実際に飲んでみると意外と美味しく飲めたという声も多くあります。

お風呂は知らない間に汗を大量にかいているため、温かいドリンクでもスッと体に入っていきます。

一番ベターなのは「白湯（さゆ）」

一番ベターなのが、沸騰させたお湯を50〜60度程度に冷ました「白湯」です。

白湯は無駄な成分・栄養素が含まれていないため、お風呂上がりに飲んでも過度に栄養が吸収される心配がなく、胃腸への負担も最小限に抑えられます。

さらに、白湯は「発汗作用」を高める効果も持っているため、お風呂に入る前に飲むことでしっかりと汗を出すための代謝をアップさせられます。

入浴前後にコップ1杯の白湯を飲むだけで、綺麗になることも夢ではありません。

牛乳でも「ホットミルク」ならお風呂上がりもOK

キンキンに冷えた牛乳は体を冷やすためおすすめできませんが「ホットミルク」であれば、お風呂上がりでも安心して飲むことができます。

牛乳には「トリプトファン」という必須アミノ酸が豊富に含まれています。このトリプトファンは、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の大事な原料になります。

しっかりとメラトニンが分泌されるようになると睡眠の質が向上します。

睡眠の質が良くなるということは、お肌や髪が綺麗になるということとイコールです。

アミノ酸は他にも、タンパク質の構成成分になっていて「筋力増加」や「免疫力アップ」などの働きも持っています。

睡眠の質を上げつつ、ダイエットや美容に必要なタンパク質をしっかりと摂取できるのがホットミルクの魅力です。

リラックス効果で幸せ気分「ホットハーブティー」

ハーブティー	主な効果	おすすめな人
ローズヒップティー	ビタミンC豊富（レモンの約20倍）、美白効果	美肌・シミ対策したい人
カモミールティー	リラックス効果、安眠促進	不眠気味・ストレスが多い人
ラベンダーティー	鎮静効果、頭痛緩和	緊張型頭痛・イライラしがちな人
ルイボスティー	抗酸化作用、アンチエイジング	老化防止・健康重視の人
ジャスミンティー	リラックス効果、ホルモンバランス調整	PMS症状がある人

「ホットハーブティー」もお風呂上がりにおすすめのドリンクの1つです。

体を冷やさず水分補給ができるだけではなく、体の緊張をほぐしてくれるリラックス効果も一緒に得られます。

ハーブティーの多くは、カフェインが含まれていないため、寝付きが悪くなる心配もありません。さらに、ハーブが持つ栄養を寝る前にガッツリと吸収できます。

なかでもビタミンCを多く含む「ローズヒップティー」は特におすすめです。

ビタミンCは熱に強く、コラーゲンの生成を促進してくれます。

「お酢入りホットジンジャー」でダイエット効果と美容効果を同時にゲット

「お酢入りホットジンジャー」は、お酢と生姜のさっぱりとした味が癖になるダイエット特化型ドリンクです。

お酢と生姜のダイエット効果・美容効果を1杯で得られる優秀過ぎるドリンクです。

お酢と生姜をお湯で割ることになるため、お酢の匂いや酸っぱさが苦手な人でも美味しく飲めると評判です。

ダイエット効果を最大化したい方に最もおすすめのドリンクです。

女性に嬉しい美容効果がたっぷりの「常温の豆乳（または温かい豆乳）」

お風呂上がりの美容ドリンクとして、近年特に注目されているのが「豆乳」です。

常温または温めた豆乳は、女性に嬉しい美容成分がぎっしり詰まった万能ドリンクです。

特に、イソフラボンは女性ホルモンの代わりとして働くため、以下のような効果が期待できます。

豆乳は牛乳よりも低カロリーで、乳糖が含まれていないため、牛乳でお腹を壊しやすい人にも最適です。

女性特有の悩みにアプローチしながら、美容とダイエットを両立できる、まさにお風呂上がりの美容ドリンクとして最高の選択肢です。

お風呂上がりに冷たいドリンクはNG！その理由とは？

お風呂上がりと言えば、キンキンに冷えた「牛乳」や「ビール」をグイッと飲みたい！そんな人も多いですよね。

しかし、残念ながらお風呂上がりには「冷たいドリンクはNG」です。

このお風呂上がりの冷たいドリンクは、どこかの飲料メーカーが広めたと言われており、実は美容と健康には逆効果なのです。

入浴でどれくらい水分を失うの？

まず知っておきたいのが、入浴中にどれだけ水分が失われるかという事実です。

41度のお湯に15分間入浴すると、約800mlもの水分が体から失われます。
※参照：大塚製薬「入浴前や入浴後に」

これはペットボトル500ml約1.6本分に相当する量です。

想像以上に大量の水分が汗として排出されているため、お風呂上がりの水分補給は脱水症状を防ぐためにも非常に重要です。

想像以上に大量の水分が汗として排出されているため、お風呂上がりの水分補給は脱水症状を防ぐためにも非常に重要です。

冷たい飲み物が体に与える悪影響

入浴直後は、体温が通常より約1〜1.5度上昇している状態です。

この温まった状態こそが、血行促進や代謝アップなどの「入浴効果」を生み出しています。

ところが、5度以下の冷たいドリンクを飲んでしまうと、内臓温度が急激に下がり、せっかく温まった体が内側から冷えてしまいます。

その結果、以下のような悪影響が生じます。

お酒（ビール・アルコール）は特に危険

さらに、キンキンに冷えたビールをキュッと飲む人も多いですが、アルコールには「体内の水分を奪う」という利尿作用があります。

お風呂上がりはすでに800mlもの水分を失っている状態。

アルコールを摂取すると、さらに水分が奪われ、血液がドロドロになってしまいます。

ドロドロの血液は血栓のリスクを高め、最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な健康被害につながる可能性があります。

日本健康開発財団によると、ドロドロの血液は血栓のリスクを高め、最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な健康被害につながる可能性があります。

正しい水分補給の方法

お風呂上がりの正しい水分補給は以下の通りです。

体を冷やさない温度で水分補給することが、入浴効果を最大限に活かし、美容と健康を守る秘訣です。

お風呂上がりに冷たいドリンクを飲む習慣が付いている人は、今すぐやめることを強くおすすめします。

せっかくなら入浴方法にも注目してみよう

お風呂上がりのドリンクに気を遣うなら、ついでに「入浴方法」にも注目してみませんか？

お風呂は浸かるだけで様々な効果が得られますが、入浴方法を少し工夫するだけで得られるダイエット・美容効果を大幅にアップさせられます。

特におすすめしたいのが「半身浴」です。

ダイエット方法や美容方法として、かなりメジャーな入浴方法で、数多くの人が実践しています。

正しい方法で半身浴を行うだけで、デトックス効果や代謝アップ、冷え性・むくみの改善などの効果が得られます。

正しい半身浴のやり方だけではなく、半身浴中におすすめのアイテムも紹介している「正しい半身浴の知識と方法」を参考にしてみてください。

入浴後のドリンク体験談

最後に入浴後に美容効果のあるドリンクを飲んでいる方の体験談を紹介します。

体験談を読んで気になったドリンクが見つかった方は、ぜひ試してみてください！

体験談1：20代・女性・フリーター

健康的に痩せたくて、友達に勧められて始めました。

最初は少し不安でしたが、無理なく続けられる食事や簡単な運動を取り入れることで、身体が軽くなったのを実感しました。

1ヶ月で2kgほど減り、肌もキレイになって自分に自信が持てるように！

フリーターで時間が不規則ですが、ストレスなく生活に取り入れることができました。これからも続けていきたいです！

体験談2：30代・女性・主婦

育児と家事に追われる毎日で、自分のケアが後回しになりがちですが、偶然テレビで見かけた美容効果のあるドリンクを試すことにしました。

入浴後にコラーゲンやビタミンCが豊富なドリンクを飲むと、体の中からじんわり温まる感じがして、リラックス効果も抜群！

肌の乾燥が改善され、翌朝にはしっとり感が感じられるようになりました。

寝る前に心地よく飲めるので、忙しい私にぴったりの美容習慣です。

体験談3：30代・女性・会社員

仕事終わりのストレスが溜まる中で、入浴後にリフレッシュできる方法を探していたところ、美容効果のあるドリンクを知り、試してみました。

入浴後に飲むことで、体温が上がりやすく、血行が良くなるので、より一層効果を実感。

コラーゲンやヒアルロン酸が含まれたドリンクを飲んだ次の日には、肌がモチモチしていることが多く、翌日仕事が終わった後も元気に過ごせる感じがします。

毎日の習慣にしたいと思っています。

筆者考察

入浴後に美容効果のあるドリンクを取り入れることは、心身のリフレッシュを促し、肌の調子や体調にも良い影響を与えることが多いようです。

特に、リラックスした状態で摂取することで、体内から美容成分がしっかりと吸収されやすくなり、翌日の肌の状態が良くなることを実感している人が多いことが分かります。

また、入浴後の時間帯は一日の中で最もリラックスできる瞬間であり、この時間に美容習慣を取り入れることは、忙しい現代人にとって無理なく続けられる美容法として非常に効果的です。

まとめ

お風呂上がりはキンキンに冷えたドリンクはNGでした。

常温または温かいドリンクでダイエットにも美容にも効果的です。

今回紹介したお風呂上がりにおすすめのドリンクは、自宅でも簡単に作れます。

ぜひ試してみてください。

さらにドリンクだけではなく入浴方法にも気を遣いドンドン綺麗になりましょう！

お風呂上がりのドリンクに関するよくある質問

Q1. お風呂上がりに冷たい飲み物を飲んではいけない理由は何ですか?

A. 5度以下の冷たい飲み物は内臓温度を急激に下げ、せっかくお風呂で温まった体を内側から冷やしてしまいます。その結果、血行が悪くなり、新陳代謝が低下し、お風呂の美容・健康効果が半減してしまいます。常温(20〜25度)または温かい飲み物(40〜60度)を選びましょう。

Q2. お風呂に入るとどのくらいの水分が失われますか?

A. 41度のお湯に15分間入浴すると、約800mlもの水分が体から失われます。これはペットボトル500ml約1.6本分に相当する量です。長時間の入浴や半身浴ではさらに多くの水分が失われるため、入浴前後の水分補給が非常に重要です。

Q3. 入浴前後の水分補給はいつ、どのくらい飲めば良いですか?

A. 入浴前は15〜30分前にコップ1杯(約200ml)、入浴後はできるだけ早く(15分以内)にコップ1杯(約200ml)を飲むのが理想的です。ゆっくり時間をかけて飲むことで、体への吸収率が高まります。半身浴など長時間入浴する場合は、入浴中にも少量ずつ水分補給をしましょう。

Q4. お風呂上がりにビールを飲んでも大丈夫ですか?

A. 入浴直後のビールは避けるべきです。アルコールには利尿作用があり、すでに800mlの水分を失っている体からさらに水分を奪ってしまいます。その結果、血液がドロドロになり、血栓のリスクが高まります。どうしても飲みたい場合は、入浴後30分以上経過してから、先に水分補給をした後に少量(350ml程度)にとどめましょう。

Q5. ダイエット効果が高いお風呂上がりのドリンクは何ですか?

A. 最もダイエット効果が高いのは「お酢入りホットジンジャー」です。お酢には脂肪燃焼促進と脂肪蓄積防止の効果があり、生姜には血流改善と代謝アップ効果があります。次いで「白湯」もデトックス効果と基礎代謝向上が期待できるためおすすめです。カロリーを気にする方は白湯が最適です。

Q6. 美肌効果が高いお風呂上がりのドリンクは何ですか?

A. 美肌効果を重視するなら「ローズヒップティー」が最もおすすめです。ビタミンCがレモンの約20倍も含まれており、コラーゲン生成を促進します。次いで「豆乳」も大豆イソフラボンが肌のハリ・ツヤをアップさせるため効果的です。どちらも温かいまたは常温で飲みましょう。

Q7. 睡眠の質を改善したい場合、どのドリンクがおすすめですか?

A. 睡眠の質改善には「ホットミルク」が最適です。牛乳に含まれるトリプトファンが、睡眠ホルモンであるメラトニンの原料となり、深い眠りをサポートします。また「カモミールティー」もリラックス効果が高く、安眠を促進します。就寝1時間前に飲むのが理想的なタイミングです。

Q8. 妊娠中・授乳中でも安全に飲めるお風呂上がりのドリンクは?

A. 妊娠中・授乳中の方には「白湯」「常温のミネラルウォーター」「麦茶」「ルイボスティー」がおすすめです。これらはすべてノンカフェインで安全です。ハーブティーは種類によって妊娠中に避けるべきものがあるため、カモミールやローズヒップは医師に相談してから飲用してください。ホットミルクも適量であれば問題ありません。

Q9. お風呂上がりに牛乳を飲んでも良いですか?

A. 「ホットミルク」であれば問題ありません。むしろタンパク質補給や睡眠の質向上に効果的です。ただし、キンキンに冷えた牛乳は体を冷やし、お風呂の効果を半減させてしまうためNGです。40〜50度程度に温めて飲むようにしましょう。銭湯や温泉で売られている冷たいフルーツ牛乳も、美容面ではおすすめできません。

Q10. お風呂上がりのドリンクで避けるべきものは何ですか?

A. 以下のドリンクは避けましょう。
❌ 5度以下の冷たい飲み物：体を冷やし入浴効果が半減
❌ ビールなどのアルコール：利尿作用で脱水を促進
❌ カフェイン入り飲料(コーヒー・緑茶など)：利尿作用があり睡眠の妨げに
❌ 糖分の多い清涼飲料水：血糖値を急上昇させる
❌ エナジードリンク：カフェインと糖分が多く不適切
これらの代わりに、常温または温かいノンカフェイン飲料を選びましょう。