- お風呂上がりにおすすめの飲み物は、体を冷やしにくい常温か温かいノンカフェイン飲料です
- 白湯・ホットミルク・ハーブティー・お酢入りジンジャー・豆乳の5つを、目的別に比較しています
- 入浴では思った以上に汗をかくため、入浴の前と後にコップ1杯ずつ飲むのが基本です
- お風呂上がりのビールや、寝る前のカフェイン入り飲料は控えたほうが安心です
- 豆乳のイソフラボンなど、飲みすぎに気をつけたい点も公的機関の資料をもとに解説します
お風呂上がりにキュッと冷たいものを飲むのは、美味しくて気持ち良いからやめられませんよね。
ただ、入浴後の体は汗で水分を失っているうえに、体がポカポカに温まった状態です。どうせ飲むなら、体をいたわりながら美容やリラックスにも役立つ飲み物を選びたいところです。
この記事では、お風呂上がりにおすすめの飲み物5選と、冷たい飲み物やお酒に注意したい理由、正しい水分補給のタイミングを紹介します。
お風呂上がりの飲み物については、昔からダイエットや美容にいいものはないかな?考えていた経験があります。同じように「何を飲めばいいの?」と迷う方が多いので、この記事では選び方の基本から順番にまとめました。
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お風呂上がりの飲み物おすすめ5選|風呂上がりドリンクの選び方
お風呂上がりにおすすめの飲み物は、「常温または温かい」「カフェインが入っていない」の2つを満たすものです。体を内側から急に冷やさず、寝る前に飲んでも眠りを邪魔しにくいからです。
まずは5つの飲み物の特徴を、表でざっくり比較してみましょう。
| 飲み物 | 主な特徴 | カフェイン | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 白湯 | カロリー・糖分ゼロで、胃腸にやさしい | なし | 手軽に毎日続けたい人・カロリーを摂りたくない人 |
| ホットミルク | たんぱく質・カルシウムを補える | なし | 寝る前にほっとしたい人・運動習慣がある人 |
| ホットハーブティー | 香りでリラックスしやすい | 多くはなし(種類による) | リラックス・気分転換をしたい人 |
| お酢入りホットジンジャー | さっぱりした味で体が温まる | なし | 冷えが気になる人・甘い飲み物を控えたい人 |
| 豆乳(常温・温) | 大豆イソフラボン・たんぱく質を含む | なし | 牛乳が苦手な人・大豆の栄養を取りたい人 |
「お風呂上がりに温かいものなんて飲めないよ」と感じる人も多いかもしれません。その場合は、熱々ではなく人肌くらいのぬるめの温度から試してみてください。
一番手軽なのは「白湯(さゆ)」
迷ったら、まずは白湯を選ぶのがおすすめです。一度沸騰させたお湯を飲みやすい温度まで冷ましただけなので、カロリーも糖分もなく、毎日続けやすいのが魅力です。
【こんな人におすすめ】
- ダイエット中で余計なカロリーを摂りたくない人
- 胃腸が弱く、冷たい飲み物でお腹を壊しやすい人
- 準備に手間をかけず、手軽に毎日続けたい人
- やかんや電気ケトルで水を一度しっかり沸騰させる
- 一般的には50℃前後といわれる、口に含んで熱すぎない温度まで冷ます
- コップ1杯(約200ml)を、ゆっくり時間をかけて飲む
白湯は余計な成分が入っていないため、入浴前後の水分補給にそのまま使えます。白湯そのものの効果や作り方は「白湯がダイエットや美容に効く理由」でも詳しく紹介しています。
牛乳でも「ホットミルク」ならお風呂上がりにおすすめ
牛乳を飲みたい人は、温めたホットミルクにするとお風呂上がりでも体を冷やさずに飲めます。牛乳はたんぱく質やカルシウムを手軽に補える飲み物です。
【こんな人におすすめ】
- 寝る前に温かいものでほっとしたい人
- 筋トレや運動の習慣があり、たんぱく質を補いたい人
- カルシウムをしっかり摂りたい人
| 項目(100gあたり) | 普通牛乳 |
|---|---|
| エネルギー | 61kcal |
| たんぱく質 | 3.3g |
| カルシウム | 110mg |
出典:文部科学省|食品成分データベース(日本食品標準成分表)(該当ページより作成)
牛乳にはアミノ酸の一種であるトリプトファンが含まれており、眠りに関わるホルモンの材料になるといわれています。ただし、ホットミルクを飲めば必ずよく眠れるというものではありません。温かい飲み物でひと息つき、リラックスして布団に入るための習慣として取り入れるのがおすすめです。
温めるときは、電子レンジや鍋で人肌より少し温かい程度にすると、膜が張りにくく飲みやすくなります。
リラックスタイムに「ホットハーブティー」
香りでリラックスしたい人には、ホットハーブティーがおすすめです。多くのハーブティーはカフェインを含まないため、寝る前にも飲みやすい飲み物です。
【こんな人におすすめ】
- 香りを楽しみながらリラックスしたい人
- 夜はカフェインを控えたい人
- 甘くない温かい飲み物がほしい人
| ハーブティー | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| カモミールティー | りんごに似たやさしい香りで、寝る前の定番 | ほっと一息ついてから眠りたい人 |
| ルイボスティー | クセが少なく、ノンカフェインで毎日飲みやすい | お茶感覚で気軽に続けたい人 |
| ローズヒップティー | ほどよい酸味があり、ビタミンCを含むハーブとして知られる | 酸味のある味が好きな人 |
| ラベンダーティー | 華やかな香りが特徴(香りが強いのでブレンドが飲みやすい) | 香りで気分を切り替えたい人 |
ローズヒップはビタミンCを含むハーブとして知られています。ビタミンCは水に溶けやすく熱にも弱い性質があるため、ビタミンCを目当てにするなら、ハーブティーだけに頼らず果物や野菜からも摂ることを意識しましょう。
ジャスミンティーは緑茶などの茶葉に香りをつけたものが多く、カフェインを含むことがあります。また、妊娠中・授乳中の人や薬を飲んでいる人は、ハーブの種類によって注意が必要な場合があるため、医師や薬剤師に相談してから飲みましょう。
体がぽかぽか温まる「お酢入りホットジンジャー」
お酢入りホットジンジャーは、甘い飲み物を控えたい人や冷えが気になる人におすすめのドリンクです。お酢と生姜をお湯で割るので、お酢の酸っぱさが苦手な人でもさっぱりと飲みやすくなります。
【こんな人におすすめ】
- 冷えが気になり、温かい飲み物で体を温めたい人
- ジュースなど甘い飲み物を控えたい人
- 毎日の食生活にお酢を取り入れたい人
- マグカップにリンゴ酢または黒酢を大さじ1杯(15ml)入れる
- すりおろし生姜(チューブでも可)を小さじ1/2入れる
- お好みではちみつを小さじ1杯入れる
- 温かいお湯を150mlほど注いでよく混ぜる
お酢も生姜も、昔から料理に使われてきた身近な食材です。ただし、飲むだけで脂肪が落ちるわけではないため、食事の見直しや運動と組み合わせることが大切です。
お酢は原液のまま飲まず、必ず薄めて飲みましょう。空腹時に飲むと胃に負担がかかることがあるため、胃が弱い人は量を減らすか、食後に飲むと安心です。はちみつを加える場合は、その分のカロリーと糖分も意識しましょう。
大豆の栄養をとれる「常温の豆乳(または温かい豆乳)」
牛乳が苦手な人や大豆の栄養を取り入れたい人には、常温または温めた豆乳がおすすめです。豆乳には、大豆イソフラボンや植物性のたんぱく質が含まれています。
【こんな人におすすめ】
- 牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしやすい人
- 大豆イソフラボンやたんぱく質を取り入れたい人
- 小腹がすいたときに、満足感のある飲み物がほしい人
「豆乳は牛乳より低カロリー」といわれますが、実は種類によって違います。無調整豆乳は牛乳よりエネルギーが低い一方、飲みやすく味を整えた調製豆乳は牛乳とほぼ同じです。
| 種類(100gあたり) | エネルギー |
|---|---|
| 豆乳(無調整) | 43kcal |
| 調製豆乳 | 61kcal |
| 普通牛乳(参考) | 61kcal |
出典:文部科学省|食品成分データベース(日本食品標準成分表)(該当ページより作成)
カロリーを抑えたい人は無調整豆乳、味の飲みやすさを優先したい人は調製豆乳と、目的に合わせて選びましょう。
また、大豆イソフラボンには安全に摂取できる目安の上限が示されています。豆乳は製品によってイソフラボンの量に差があるため、お風呂上がりに飲むならコップ1杯程度にして、納豆や豆腐など他の大豆食品とのバランスも考えましょう。
| 項目 | 公的資料の内容 |
|---|---|
| 大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値 | 大豆イソフラボンアグリコンとして70〜75mg/日 |
| 豆乳100gあたりの大豆イソフラボン(アグリコン換算) | 7.6〜59.4mg(平均24.8mg) |
| 豆乳コップ1杯(約200g)で換算した場合 | 平均値で約50mg(製品によって差がある) |
出典:食品安全委員会|大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&Aをもとに筆者が加工・作成
大豆アレルギーがある人は豆乳を避けましょう。持病がある人や薬を飲んでいる人は、毎日の習慣にする前にかかりつけ医に相談すると安心です。
寝る前に豆乳を飲む習慣が気になる方は「寝る前に豆乳を飲むと痩せるというウワサ」もあわせて参考にしてください。
お風呂上がりに冷たい飲み物は避けたほうがいい?その理由

お風呂上がりの冷たい飲み物は、絶対にダメというわけではありませんが、キンキンに冷えた飲み物を一気に飲むのは控えたほうが安心です。温まった体を内側から急に冷やしてしまうからです。
お風呂上がりといえば、冷えた牛乳やビールをグイッと飲みたい人も多いですよね。ここでは、その前に知っておきたい理由を説明します。
入浴でどれくらい水分を失うの?
まず知っておきたいのが、入浴中に思った以上の水分が失われているという事実です。
41℃のお風呂に15分間入浴し、その後30分間安静にした場合、約800mlの水分が失われるとされています。
※参照:大塚製薬「入浴前や入浴後に」
これは500mlのペットボトル約1.6本分にあたる量です。お風呂上がりの水分補給は、脱水を防ぐためにもとても大切です。
冷たい飲み物が体に与える影響
冷たい飲み物を一気に飲むと、胃腸が冷えてお腹を壊しやすくなることがあります。せっかく温まった体も、内側から冷えやすくなります。
とくに次のような人は、お風呂上がりは常温か温かい飲み物を選ぶのがおすすめです。
- 冷たいものを飲むとお腹がゆるくなりやすい人
- 手足の冷えや湯冷めが気になる人
- お風呂上がりにすぐ寝る習慣がある人
どうしても冷たいものが飲みたいときは、少量をゆっくり飲むようにしましょう。
お酒(ビール・アルコール)は特に注意
お風呂上がりのビールは、水分補給の代わりにはなりません。アルコールには尿の量を増やす利尿作用があり、入浴で水分を失った体をさらに脱水に近づけてしまうからです。
また、消費者庁も、飲酒後の入浴は避けるよう呼びかけています。お酒を飲む日は、入浴を先に済ませ、水やお茶などで水分補給をしてから楽しむようにしましょう。
温泉や入浴と健康の関係は、温泉医科学の研究に取り組む日本健康開発財団などの専門機関でも研究されています。入浴は体に負担もかかる行為なので、体調に合わせて無理なく楽しみましょう。
出典:消費者庁|冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!
アルコールは寝つきをよくするように感じても、眠りを浅くして夜中に目が覚めやすくなるとされています。寝る前の「寝酒」も控えめにしましょう。
お風呂上がりの正しい水分補給|タイミング・量・温度
お風呂での水分補給は、入浴の「前」と「後」にコップ1杯ずつ飲むのが基本です。国の「健康のため水を飲もう」推進運動でも、入浴の前後や寝る前・起床時は水分補給を心がけたいタイミングとして挙げられています。
- 入浴前:コップ1杯(約200ml)の水か白湯を飲む
- 長風呂や半身浴をする場合:入浴中にも少しずつ水分をとる
- 入浴後:コップ1杯(約200ml)を、常温か温かい飲み物でゆっくり飲む
- 寝る前:のどが渇いていれば少量を飲み、枕元に水を置いておく
温度は、常温か、口に含んで熱すぎない温かさが目安です。サウナや長風呂などで大量に汗をかいたときは、汗と一緒に塩分も失われるため、水だけでなくスポーツドリンクなどで塩分も補いましょう。
コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物は、覚醒作用があるため、寝る前の数時間は控えたほうが安心です。普段の水分補給のコツは「ダイエットに効果的な水分補給のポイント」でも紹介しています。
せっかくなら入浴方法にも注目してみよう

お風呂上がりの飲み物に気を遣うなら、ついでに「入浴方法」にも注目してみませんか?入浴の温度やタイミングを少し工夫するだけで、リラックスしやすく、眠りにもつながりやすくなります。
安全に入浴するための目安として、消費者庁は「湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に」することを呼びかけています。また、眠りのためには、就寝の1〜2時間前に入浴するのが効果的とされています。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット|快眠と生活習慣をもとに筆者作成
ダイエットや美容のための入浴方法としてよく知られているのが「半身浴」です。
正しい半身浴のやり方だけではなく、半身浴中におすすめのアイテムも紹介している「正しい半身浴の知識と方法」を参考にしてみてください。
さらに、温泉で半身浴を楽しみたい、半身浴ついでに温泉を満喫したい!ラドン温泉での湯治や山梨への宿泊なら、竜王ラドン温泉 湯〜とぴあ。源泉掛け流しの湯は冷え性や肌荒れ、敏感肌に悩む方にも人気です。日帰り入浴やランチ利用も可能。最高濃度のラドンで潤いある美肌体験をどうぞ。
参考:硫黄臭い温泉の正体と効能を徹底解説 – ラドン・ラジウム温泉 適応症・入り方ガイド|山梨の日帰り湯~とぴあ
続けやすさが一番大切なので、まずは白湯など手軽なものから試してみてください。
よくある質問(FAQ)
参考文献・出典一覧
この記事の数値や目安は、以下の公的機関などが公表している資料を確認したうえで作成しています。
お風呂上がりは、常温か温かいノンカフェインの飲み物で、失った水分をゆっくり補うのが基本です。白湯・ホットミルク・ハーブティー・お酢入りジンジャー・豆乳の中から、目的や好みに合うものを選んで、無理なく続けてみてください。

