グルテンフリーダイエットの正しいやり方とは？メリット・デメリットを解説

メジャーなダイエット方法として多くの人が実践してきたのが「グルテンフリーダイエット」です。
これだけ日本で根付いているダイエット方法ですが、海外から入ってきたダイエット方法だと言われています。
今回の記事では、グルテンフリーダイエットの正しいやり方とメリット・デメリットをしっかりと解説していきます。

話題になったダイエット方法記事まとめ

今回の記事は「話題になったダイエット方法」に関する記事をまとめてました。 過去に注目や話題を集めた様々なダイエット方法の概要とリンクを設置しておきます。 気になったダイエット方法があればぜひチャレンジしてみてください。

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「グルテンフリーダイエット」って何？

そもそも「グルテンフリーダイエットって何？」という人もいると思います。
グルテンフリーダイエットを簡単に説明すると「グルテンを出来るだけ摂取しない食事方法」となります。
実はグルテンフリーダイエットは、元々はダイエット方法ではありませんでした。
「セリアック病」や「グルテン過敏性腸症」と呼ばれる腸粘膜消化吸収障害の病気の治療法として考案されました。
セリアック病の症状である、高熱・腹痛・肌の痒み等が発症させないためにグルテンの摂取を避けるようになりました。
一流テニスプレーヤー「ノバク・ジョコビッチ選手」や海外の有名女優・アーティストが実践している事で注目を集めるようになりました。
その際に、健康だけはなくダイエットや美容にも効果があると判明した事がきっかけでダイエット方法としての知名度が爆発的に上がりました。

「グルテン」って一体何者？

「グルテン」とは、小麦や大麦等の穀物の胚乳から作られるタンパク質の一種です。
勘の良い人ならもう気付いていると思いますが、グルテンは身近な食材や料理に潜んでいるんです。
パン・パスタといった食べる機会の多いメニューだけではなく、麦茶やビールといったドリンク類にも含まれています。
もっと分かりやすく説明をすると、小麦粉に水を加えて混ぜた時に出る粘りや弾力の素となっている成分です。
グルテンは美味しさの素になりますが、太る原因にもなるある意味困った成分と言えるでしょう。

グルテンは食欲をパワーアップさせる

グルテンには「食材をパワーアップさせる効果」があります。
グルテンを摂取すると食欲が刺激されてしまい気付かない間に食べ過ぎてしまう事になります。
普段の食事量は少ない方なのに、パンやパスタを食べる時だけ食事量が増えるという経験はありませんか？
その食べ過ぎの原因がグルテンなんですよ。
グルテンを豊富に含む食材を頻繁に食べていると簡単にカロリーオーバーとなり、脂肪が溜まっていきます。
この太る原因を避けるのがグルテンフリーダイエットという事です。

グルテンフリーダイエットを始めて得られるメリット

グルテンフリーダイエットで得られるメリットに興味があり、このページにたどり着いたという人も多いですよね。
どんな効果があるのか知らずにダイエットを始める人はいないと思います。
ここで紹介するグルテンフリーダイエットで得られるメリットを参考にダイエットを始めるかどうかを決めてみてはいかがでしょうか？

食べ過ぎ防止で太りにくくなる

食欲増進効果のあるグルテンを避ける事は食べ過ぎの防止に繋がります。
食べ過ぎる事がなくなる、カロリーオーバーをしなくなると自然と「太りにくく」なります。

ビタミンB1不足による脂肪の蓄積を防ぐ

小麦粉を使った食品は糖質が高いものが多いですよね？
糖質の代謝・消費には「ビタミンB1」が必要となります。
体内のビタミンB1が不足するとどうなるのか想像がつくでしょうか？
そうです。全て脂肪として蓄積されていきます。
グルテンフリーダイエットは、小麦粉を使った食材・食品を食べる事がないので脂肪を蓄積を防ぐといった効果も得られます。

胃腸の調子を整えて代謝アップで痩せやすい体質に

残念ながら、グルテンを避けただけで急激に痩せるといった事はありません。
しかし、「太る原因を排除する」といった働きがあるので、ダイエット成功率を大幅に上げられます。
グルテンの摂取は胃腸に負担をかける事になります。
逆に、グルテンを避けるだけで胃腸への負担が軽減して調子を整えられます。
胃腸の負担が少なくなり、調子が良くなると「代謝がアップ」するといった嬉しい効果が得られます。
代謝が上がるという事は、1日の消費カロリーが増えて痩せやすい体質になれるという事です。
太りにくくなるだけではなく、痩せやすい体質もゲット出来るのがグルテンフリーダイエットの魅力と言えるでしょう。

便秘の改善

胃腸の調子が良くなるという事は「便秘の改善」にも期待が出来るという事です。
実際に、グルテンフリーダイエットを始めてから、お通じが良くなったという声が多くあります。
ずっと悩んでいた便秘の原因が多量のグルテンの摂取だった！なんて事も珍しくないんですよ。

お肌の調子も良くなる

代謝が上がるという事は、お肌や髪の質を向上させる事にも繋がります。
胃腸の調子が良くなると、血液・水分・リンパといった体内の液体の循環が良くなるので自然とお肌が綺麗になっていきます。
長年困っていたニキビ・吹き出物がマシになる、肌にツヤやハリが出たという美容効果を実感している人がほとんどです。

グルテンフリーダイエットで気を付けたいデメリット

魅力的なメリットがあれば、気を付けなければいけないデメリットがあるのもダイエット方法です。
もちろん、グルテンフリーダイエットにもいくつかのデメリットが存在します。
紹介するデメリットを読んでみて、自分には合わないなと感じた人は無理に実践するのはやめておきましょう。

外食が出来ない

グルテンを多く含む小麦や大麦は様々な料理に使用されています。
先程も述べたパンやパスタだけではなく、カレー等の意外な料理に使用されている事も珍しくありません。
完全にグルテンを避けたいという場合は、グルテンフリーメニューを提供しているお店を探さなければいけません。
「外食をする機会が大幅に減る」「外出が出来ない」というのは、始める前に必ず把握しておきたいデメリットと言えるでしょう。

食物繊維の摂取量が不足しやすい

小麦・大麦といった穀類は食物繊維を豊富に含んでいます。
その穀類を避けるという事は、普段よりも食物繊維の摂取量が減るという事です。
意識的に食物繊維を摂るようにしないといけないのもデメリットの1つです。

グルテンフリーダイエットの正しいやり方

ここからは、いよいよグルテンフリーダイエットの正しいやり方を解説していきます。
簡単に言えばグルテンを含む食材を避けるだけとなります。

小麦を主原料とした食品は避ける

グルテンフリーダイエットでまず最初に避けなければいけない食材が「小麦を主原料として食品」です。

が挙げられます。
基本的に洋食全般はアウトと考えておいた方が迷わずに済みます。

出来れば小麦粉を使用した食品も避ける

出来れば小麦粉を使用した食品も避けた方が良いと言われています。
慣れるまでは難しいと思いますが、成分表示等で確認すると意外と楽に判断が出来たりします。

ハンバーグや揚げ物は料理をする人からすると「なるほど」といった感じですよね？
それ以外では、カレーやシチューに気を付けなければいけません。

食べられる食品

「食べられない食品よりも食べられる食品が知りたい！」という人の方が多いかもしれません。
グルテンが含まれていない食材って意外と多くあるんですよ。

穀類は食べられませんが、お米や果物は食べてOKなので、キツい食事制限よりも負担は少なくなっています。
特に「米粉」は様々な料理に使用する事が出来る便利な食材なのでぜひ試してみてください。
また、ダイエット中でもお肉も食べられるので飽きずに続けられそうだなという人も多いのではないでしょうか？

和食中心の食生活を心掛けると楽チン

避けた方が良い食材・食品と食べられる食材・食品を見比べて気付いた事はありませんか？
そうです。
「和食」であれば食べられる料理が意外と多くあります。
どうしても外食がしたい、自分で料理を作るのがしんどい時は和食のお店を選ぶ事でグルテンの摂取量を抑える事が出来ます。

自炊の方が実は簡単

グルテンフリーダイエットを行う時は、外食よりも自炊の方が簡単だという意見が多くなっています。
外食の際は、食べたいメニューにグルテンが含まれていないか、かなり神経質にならなければいけません。
一方、自炊であればグルテンが含まれていない食材を選んで調理をするだけです。
料理に慣れない、料理をする習慣がない人は、少し手間取ると思いますが、料理は慣れると意外と簡単なんですよ。
1つの料理で覚えたコツを他の料理に活かしたりと、続けていくと料理が楽しくなるかもしれません。
グルテンフリーダイエットを実践する時は、自炊も検討してみてはいかがでしょうか？

まとめ

グルテンフリーダイエットは、高いダイエット効果と美容効果を同時に得られるといった魅力から人気に火が付きました。
メリットだけではなくデメリットもあるので、自分に合っているか、長続きさせられそうかといった点を確認しておきましょう。
実際に、始める時は今回紹介した避けたい食材や食べられる食材を参考にしてみてください。