歌う事が趣味だったり、カラオケでストレスを発散させるのが好きだという人も多いですよね。
実は、歌うという行為は意外とカロリーを消費する事が出来ます。
最近では、歌う事で痩せる「カラオケダイエット」というジャンルも注目を集めています。
今回は、歌うだけで痩せられる理由とカラオケダイエットを実践する時にダイエット効果をアップさせられるポイントをまとめてみました。
カラオケダイエットは嬉しいダイエット効果がいっぱい
冒頭で少し触れましたが、歌うという行為は意外とカロリーを消費する事が出来ます。
カラオケに行った時に「消費カロリー」が表示される機能があり、確認してみると1曲10kcal程度消費出来ているのが分かります。
1曲だけで考えると微々たる消費カロリーかもしれませんが、カラオケに行って1曲だけで終わるという事はあまりありませんよね。
中には、1人カラオケで3時間以上歌い続けるという人もいるのではないでしょうか?
まとめて10曲や20曲を歌うとなると消費カロリーもかなりのものとなります。
また、カラオケダイエットが凄いのは消費カロリーだけではありません。
それ以外にも、様々な嬉しいダイエット効果をカロリー消費と一緒に得られます。
歌う事で顔の筋肉を刺激!「小顔効果」
歌う事に集中していて気付かない人も多くいますが、実は歌唱という行為は「顔の筋肉を刺激する」といった効果があります。
思い返してみると歌う時は、口周りの筋肉が活発に動いていますよね?
口周りの筋肉を動かす、刺激する事は「小顔効果」を得るのに効果的です。
長時間歌った時に、顎や頬が疲れているという感じた事がある人がほとんどだと思います。
あの疲労感が小顔効果に繋がっているという事です。
カラオケダイエットは、ダイエットついでにフェイスラインをスッキリさせたいという人におすすめのダイエット方法でもあります。
運動不足も一緒に解消!「基礎代謝アップ」
後ほど解説しますが、カラオケダイエットは体を動かす事も大切となります。
もちろん、歌っているだけでカロリーを消費する事は出来ますが、体を動かしながら歌う事によって得られるダイエット効果をアップさせられます。
歌いながら体を動かす事で、運動不足も解消出来ます。
運動不足の解消は、「基礎代謝アップ」にも繋がります。
基礎代謝が上がるという事は、1日の消費カロリーが増えるので痩せやすい体作りにも期待が出来ます。
歌うついでに、リバウンド対策が出来るって凄くないですか?
気持ち良く歌うだけ!「ストレス解消」
「ストレス発散・ストレス解消」を目的にカラオケに行っているという人も多くいます。
自宅にはない設備で、周りを気にする事なく、大きな声で思いっきり歌うのって爽快感がありスッキリしますよね。
気持ち良く歌うだけで溜まっていたストレスを発散・解消出来るというのもカラオケダイエットの魅力の1つです。
ダイエットをする時だけではなく、普段の生活でもストレスを溜めるのは健康的にも精神的にも良くありません。
定期的にカラオケに行ってストレスを発散させる事でメンタルケアにも繋がります。
「喉を痛める」「お金がかかる」のがデメリット
もちろん、カラオケダイエットにもデメリットは存在します。
1つ目が「喉を痛める」です。
1日3時間以上という長い時間歌うと、どうしても喉に負担がかかってしまいます。
特に歌い慣れていない人は短い時間でも喉に違和感が出たり、痛みを感じたりするので注意が必要です。
短い時間から始めて徐々に歌う時間を伸ばしていくなど、自分の喉の限界を確かめながら歌う時間を見極めていきましょう。
2つ目が「お金がかかる」です。
自宅にカラオケ設備や防音室があるという人はほとんどいないと思います。
基本的にカラオケ店に行って歌う事になるのでお金がかかります。
もちろん、一般的なフィットネスジムに比べると料金は割安ですが、それでも通う頻度が多くなると毎月の出費が増えるという点には注意しましょう。
お得に利用出来るお店・時間帯・クーポンを探すなど、少しでも安く利用出来る方法がないか探してみましょう。
カラオケダイエットの効率をアップさせるポイント
ここからは、実際にカラオケダイエットを行う際に意識してほしいポイントを紹介していきます。
特に難しい内容・要素はないので誰でも簡単に実践出来るはずです。
ここで紹介するポイントを意識するだけで、カラオケダイエットで得られるダイエット効果をパワーアップさせられるのでぜひ試してみてください。
口を大きく開けて大きな声で歌う
小さい声で歌うだけではカロリーを消費する事は出来ません。
しっかりとカロリーを消費するためには、口を大きく開けて大きな声を出して歌う事を意識しましょう。
また、その際には歌詞に合わせて表情筋を動かす事を意識するのもおすすめです。
カラオケなので周りを気にする必要はありませんよね?
思い切ってアーティストになったつもりで曲に感情移入してみてください。
歌う+表情筋の刺激で効率良くカロリーを消費していきましょう。
腹式呼吸を意識する
「呼吸法」を意識するのもカラオケダイエットで効率良く痩せるための大切なポイントの1つです。
歌っている時は「腹式呼吸」を意識してみましょう。
腹式呼吸は、お腹周りの筋肉を刺激する効果があるので、ボディーラインをスッキリさせる効果が得られます。
さらに、腹式呼吸が出来るようになると有酸素運動の効率もアップするので、運動によるカロリーの消費量の増加にも期待が出来ます。
腹式呼吸のやり方や得られる効果は、過去記事「呼吸を意識するだけで痩せられる?ダイエットと呼吸について調査してみた」を参考にしてください。
動きながら歌う
大きな声で歌う、腹式呼吸を意識するといったポイントをマスターした後は「動きながら歌う」事にチャレンジしてみてください。
曲に合わせて体を前後左右に揺らす事から始めてみて、余裕が出来ればちょっとした振り付けを踊ってみるのもおすすめです。
歌う+体を動かす事が運動不足解消や有酸素運動に繋がります。
実際に、カラオケで痩せた人の多くは、歌いながら体を動かしています。
座ったまま歌うという人も多いと思いますが、ぜひ立って歌いましょう。
座っているよりも立った方が姿勢が良くなり、声を出しやすかったり、リズムに乗って体を動かしやすいと言われています。
せっかくカラオケダイエットにチャレンジするのであれば、ぜひ立って歌ってみてください。
カロリー消費はバラード曲の方が高い
意外かもしれませんが、カロリー消費は「バラード曲」が最も高いと言われています。
ゆっくりしたテンポの曲で声を出すにはしっかりとお腹に力を入れる必要があるからです。
しかし、アップテンポな曲でも体を動かす事でカロリーを消費する事が出来るので、あまりジャンルは気にしなくてもOKです。
2時間を目標にする
カラオケダイエットを行う時に大切なのが「実践する時間」ですよね?
短すぎるとダイエット効果が得られず、長すぎると喉を痛める原因となります。
慣れない間は1時間程度の短い時間から始めて「2時間」を目標にしていきましょう。
また、喉への負担を考えると「最長で3時間」程度にしておくようにしてください。
負担がかかり過ぎて喉が枯れないように、自分に合った時間を探してみてください。
カロリーの高いフードやドリンクは避ける
カラオケダイエットで最も気を付けなければいけないのが「フード・ドリンク」です。
ダイエット目的で歌いに来ているので、基本的にフードはNGです。
どうしてもお腹が空いて我慢が出来ないという時は、出来るだけカロリーの低いメニューを少しだけ食べるようにしましょう。
多くのカラオケ店ではメニューにカロリーが表記されているので参考にしてください。
一方、ドリンクは飲んでもOKです。
しかし、フードと同様に高カロリーのドリンクはNGです。
ウーロン茶等のカロリーが低いドリンクを選びましょう。
まとめ
以上が、カラオケで痩せる理由と実践する時に意識してほしいポイントとなります。
歌うという行為は意外とカロリーを消費する事が出来るので、「歌う+α」を意識する事で効率良く痩せられます。
歌う事やカラオケが趣味だという人も、新しいダイエット方法を探しているという人も、気になったという人はぜひカラオケダイエットにチャレンジしてみてください。
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