ダイエット目的に定期的に運動をしているという人も多いですよね。
しかし、ダイエットを成功させるためには「運動後の食事」にも気を付けなければいけません。
運動で消費したカロリーを台無しする食材も意外と多くあります。
そこで今回の記事では、運動後に食べると太るNG食材をまとめてみました。
そもそも運動後に食事をしても良いの？
運動後に食べない方が良い食材を紹介する前に、
「そもそも運動後に食事をしても良いの？」という疑問が思い浮かんできたという人もいると思います。
運動した後すぐに食事をすると太るという噂もよく耳にしますが、ウソだと言われています。
逆に、運動後はしっかりと栄養補給をした方がダイエット効率が上がるという声が多くあるほどです。
運動直後の体は、エネルギーを使い切って疲弊した状態となっています。
栄養補給をせずにそのままの状態でいると筋肉の痙攣や疲れが蓄積する原因となります。
運動・トレーニング直後は、消費したエネルギーをしっかりと補給するようにしましょう。
もちろん、手当たり次第なんでも食べても良いというわけではありません。
以下の栄養を中心に栄養補給を行うようにしましょう。
・タンパク質
・炭水化物(糖質)
・アミノ酸
・電解質(ミネラル)
タンパク質
基礎代謝をアップさせるために筋トレを行っている人も多いですよね。
筋肉量を増やすには、トレーニング直後に「タンパク質」を摂取するのが最も効果的だと言われています。
タンパク質は、筋肉を作るために欠かせない栄養の1つで、さらにトレーニングで傷付いた筋肉の修復・筋合成にも使われます。
特に負荷(強度)の高いトレーニングを行った後は、積極的にタンパク質を摂取して筋肉を育てていきましょう。
タンパク質は、プロテイン・サラダチキン・豆乳といった食材に多く含まれています。
炭水化物(糖質)
ダイエット中は避ける人が多い「炭水化物(糖質)」ですが、運動後は摂取する事が推奨されています。
有酸素運動等の持久系トレーニングでは、グリコーゲンが消費されています。
適正な量の炭水化物の摂取は、タンパク質と一緒に筋合成を促す働きがあるのでトレーニング効果をアップさせる事にも繋がります。
バナナ・干しいも・おにぎりがおすすめとなります。
アミノ酸
運動後に「アミノ酸」を摂取すると、筋合成の促進・筋分解の抑制・筋肉痛の軽減といった効果が得られます。
運動による疲れを残さないためにも、運動後は出来るだけ早いタイミングでアミノ酸を摂取する事が良いと言われています。
吸収効率を考えると、サプリメントでのアミノ酸摂取がベストです。
電解質(ミネラル)
「電解質(ミネラル)」とは、カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム等の成分の事を指します。
電解質は運動中の汗によって体外に排出されるといった特徴があるので、運動後だけではなく運動中も摂取する事が推奨されています。
電解質の摂取はスポーツドリンクが最もお手軽です。
運動後に避けたいNG食材とは？
ここからは、この記事の本題となる「運動後に避けたいNG食材」を紹介していきます。
絶対に食べてはいけない！という事はありませんが、出来るだけスムーズに体重を落としたいと考えている人は避けるようにしましょう。
スポーツドリンク
先程、電解質の摂取にはスポーツドリンクが適していると紹介しました。
ですが、どのスポーツドリンクでも良いというわけではありません。
同じスポーツドリンクというジャンルでも「商品によってカロリー・糖質が大きく異なる」からです。
カロリーや糖質が高いスポーツドリンクを飲んでしまうと、運動で消費したカロリーを一瞬でオーバーしてしまう事になります。
ダイエット中は、カロリー・糖質が低いスポーツドリンクを選ぶようにしましょう。
スポーツドリンク以外では、タンパク質の補給に優れている「プロテインスムージー」もおすすめです。
カフェイン
当サイトでも過去に「カフェインにはダイエット効果がある」と紹介しました。
確かにカフェインを摂取する事で脂肪燃焼効果をアップさせる事が出来ます。
しかし、カフェインの摂取は「運動の30分前」がベストとなります。
運動後にカフェインを摂取すると体調を崩す恐れがあります。
カフェインを摂取する時は、運動前だという事を忘れないようにしましょう。
カフェインのダイエット効果についての詳しい情報は「有酸素運動前にカフェインを摂取すると痩せる？驚きの効果とは？」を参考にしてください。
エナジーバー
コンビニやスーパーといった身近にある店舗で購入出来る「エナジーバー」も注意が必要です。
様々な栄養を手軽に補給出来るといったメリットがありますが、実はカロリーが高い商品も多く存在します。
さらに、意外と砂糖や人工甘味料を使用している商品も多いので、量の割に太りやすいといった特徴もあります。
エナジーバーで栄養を摂取するのであれば、バナナや少量のナッツの方がダイエット中には適しています。
揚げ物
運動した直後に食べたい！と感じる人は少ないと思いますが「揚げ物」もNG食材に含まれます。
脂っこい食べ物は消化・吸収に時間がかかる事に加えて、脂肪になりやすくなっています。
運動後にお肉や魚を食べたくなった時は、揚げ物ではなくグリルや蒸し料理といった余分な油を落とせる料理を選びましょう。
塩分が多い料理
揚げ物と同様に「塩分が多い料理」も運動後は控えましょう。
運動の発汗によって体内の塩分が排出されているので、少しぐらいなら塩っ辛いものを食べても大丈夫！だと勘違いする人もいます。
残念ながら、塩分が高い料理を食べてしまうと、運動のダイエット効果が薄れてしまいます。
食べないもNG
運動後は太るというウソの噂を信じて「食後は食べない」という人もいます。
また、運動をした後は披露から食欲が湧かないという人も多いですよね。
ですが、冒頭でもお伝えした通り、運動後はエネルギーを消費して体は疲弊した状態となっています。
健康を維持するためにも、出来るだけ早いタイミングで食事をとるようにしましょう。
まとめ
ダイエットを成功させるためには「運動後の食事」も欠かす事が出来ないポイントの1つです。
運動で失ったエネルギー・栄養をしっかりと補給する事で筋肉量のアップや健康維持といった効果を得られます。
しかし、運動後に食べると太ってしまうという食材が意外と数多く存在します。
せっかくのダイエット・運動を無駄にしないように、NG食材を避けてしっかりと栄養補給を行うように意識してみてください。
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