ダイエット中に食べる食材として今でも根強い人気を得ているのが「寒天」です。
寒天は、ダイエットにピッタリな食材として昔から多くの人のダイエットをサポートしてきました。
今回は、寒天ダイエットが人気を得ている理由や簡単に出来るアレンジレシピを紹介していきます。
寒天は食物繊維がたっぷり!ダイエットを成功させるために必要な効果を複数も持つ超優秀な食材
寒天に対して「味がなくて美味しくない」「カロリーが少ないだけの食材」等のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、寒天は「ダイエットを成功させるために必要な効果」を複数得られる超優秀な食材なんですよ。
寒天が持つ特徴を把握して、ダイエットに活かす事で今までよりもスムーズに体重を落としていく事が出来るようになります。
100gで3kcal!驚きの低カロリー
寒天の特徴で最も有名なのが「低カロリー」といった点ですよね?
寒天のカロリーは、「100gで3kcal」という驚きの低カロリー食材となっています。
置き換えダイエットで寒天がおすすめされる事が多いのには、この驚くべき低カロリーが関係しています。
しっかりと満腹感が得られる
カロリーは低いけど、すぐにお腹が空くという食材も多くあります。
どれだけ低カロリーでもすぐにお腹が空いてしまうと、結局食事の頻度が増えてしまい1日の摂取カロリーも増加してしまいます。
ダイエットでは、カロリーコントロールをする事も大切ですが、満腹感を得られる食材を選ぶ事も求められます。
寒天は、1gあたり100mlとかなりの量の水分を吸収する事が出来る食材です。
胃の中に入ると水分を吸収して膨らむので、しっかりと満腹感を得る事が出来ます。
また、膨らんだ寒天は消化するのに時間がかかるので、満腹感が長続きするといった特徴もあります。
さらに、一般的な食材よりも飲み込むまでに噛む回数が多いといった特徴もあります。
普段より噛む回数が増える事で満腹中枢も刺激する事が出来ます。
胃と満腹中枢の両方で満腹感を得られる他の食材にはない魅力が寒天にはあります。
たっぷりの食物繊維で腸内環境を改善
不溶性食物繊維を含む寒天は、腸まで移動すると水分を吸収しつつ腸壁を刺激してくれます。
腸内に溜まったゴミやカスを巻き込みながら、お通じを良くしてくれるので便秘解消に期待が出来ます。
腸内環境が良くなると、基礎代謝の効率が上がり1日の総消費カロリーが増えるので「痩せやすく」なります。
ダイエット中に多くの人を悩ませる便秘の予防が出来るといった点も寒天がダイエットに向いていると言われている理由の1つです。
糖質と脂質の吸収を緩やかにして肥満を防止
寒天は胃や腸の中で周りの栄養素を包み込むといった特徴を持っています。
包み込んだ栄養素と一緒にゆっくりと移動する事から、糖質や脂質の吸収が普段よりも緩やかになります。
寒天を食べる事で太る原因となる血糖値の急上昇を抑えられるので肥満防止にも繋がります。
無味無臭でアレンジしにくいから長続きしやすい
寒天は、「無味無臭」だといった点でもダイエット向きの食材だと言われています。
「無味無臭とかすぐに飽きる」「味がないと食べにくい」というイメージが先行しがちです。
しかし、無味無臭という事は「アレンジがしやすい」という事でもあります。
実際に、寒天のアレンジレシピを調べてみると驚くような数のレシピが簡単に見つけられます。
アレンジの種類が多いので、ダイエット中なのに色々な味を楽しめて飽きにくい、長続きしやすくなっています。
寒天ダイエットの基本的なやり方とポイント
ダイエットにピッタリな寒天ですが、全ての食事を寒天にする必要はありません。
寧ろ、3食全てを寒天にしてしまうと栄養不足になり、最悪の場合は体調を崩してしまいます。
寒天ダイエットを行う際は、ここで紹介する基本的なやり方やポイントを意識してみてください。
おすすめのタイミングは「夕食の前」
寒天ダイエットは、基本的に1日1回でOKです。
食べるタイミングで最もおすすめとなるのが「夕食の前」です。
多くの人は、夕食で最も多くのカロリーを摂取しています。
ダイエットを成功させるには、夕食で摂取するカロリーを抑えるのが効果的です。
夕食の少し前(1時間~30分前)に寒天を食べる。たったこれだけです。
1時間~30分前に寒天を食べておけば、夕食の時には寒天のおかげで程よくお腹が膨れています。
胃の中で寒天が膨れている事もあり、自然と食べ過ぎを防いでカロリーカットが出来ます。
また、夕食前に寒天を用意するのが面倒だという場合は、夕食と一緒に寒天を食べてもOKです。
食事の序盤に寒天を食べる事で先に満腹中枢を刺激しておきましょう。
1回に食べる量の目安は「150~200g」
1回で食べる適切な寒天の量は「150~200g」が目安となります。
ここで気を付けてほしいのが「水で戻した後の量」であるという事です。
間違う人はいないと思いますが、乾燥している状態の寒天150gは尋常じゃない量となります。
水に戻した寒天150~200gは、だいたいお茶碗1杯分くらいになるはずです。
多く食べ過ぎると、他の食材から栄養を摂る事が出来なくなるので、多めに食べ過ぎないように気を付けてください。
寒天はたくさん食べれば良いのではなく、適量を食べるのがダイエット成功の鍵となります。
寒天を使ったおすすめのアレンジレシピ
寒天は、プレーンな状態だと無味無臭なので、黒蜜やきなこをかけて食べているという人も多いのではないでしょうか?
しかし、いつも同じ食べ方だと、しばらくすると飽きてしまいますよね。
そんな時に便利なのが寒天のアレンジレシピです。
ここで紹介するアレンジレシピは、あまり手間がかからないので普段あまり料理をしないという人でも簡単に作る事が出来ると思います。
寒天に飽きてきたという人は是非試してみてください。
デザート感覚で美味しく寒天を食べられる!牛乳寒天
寒天のアレンジレシピとして有名なのが「牛乳寒天」です。
ツルッとした寒天の食感と牛乳の優しい風味がマッチしたデザートです。
使用する材料は「寒天・牛乳・砂糖」の3つで作り方もかなりシンプルとなっています。
- 鍋に寒天・牛乳・砂糖を入れて少し混ぜる
- 火にかけながら焦げないようにゆっくりと混ぜ続ける
- 沸騰したら弱火にして3分程度さらに混ぜる
- 火を止めたら、耐熱容器に流し入れて粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす
たったこれだけです。
砂糖のカロリーが気になる人は、「ダイエットシュガー」を使用する事でグッとカロリーを抑えられます。
ダイエット中でもデザートが食べたいという人におすすめの一品です。
おしゃれなのにヘルシーで美味しい!野菜のコンソメゼリー
食事の一品として出せる寒天のアレンジレシピを探している!
そんな人におすすめとなるのが「野菜のコンソメゼリー」です。
使用する野菜は、コンソメと合うのもであれば何でもOKです。
トマト等の夏野菜が人気・定番となっています。何を入れるか迷った時は他の人のレシピを参考にしてみるのもアリですよ。
- 野菜を小さくカットする(大きさを揃えると見栄えアップ)
- 鍋に水・コンソメ・寒天を入れて火にかける
- 沸騰したら火を通す必要のある野菜を入れて煮る
- 野菜に火が通ったら、火を止めて火を通す必要のない野菜を入れる
- 塩で少し味を整えて器に流し入れて粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす
野菜を小さくカットしておく事で煮込む時間を短縮出来るので試してみてください。
完成した時の色合いを考えながら作ると楽しめると思います。
サイズを揃えて可愛い見た目に!寒天サラダ
プレーンの寒天を活かせるレシピでは「寒天サラダ」がおすすめです。
プレーンの寒天と野菜をサイコロ状に同じサイズにカットするだけです。
野菜だけではなく、豆腐やクリームチーズを入れても美味しく食べられます。
ダイエット中の場合は、ノンオイルのヘルシーなドレッシングと合わせる事で簡単にカロリーカットが出来ます。
まとめ
寒天は、低カロリー・満腹感・腸内環境の改善等、ダイエット食材としても超優秀な食材です。
また、低カロリーなのにダイエット中に不足しがちな栄養素やミネラルも含んでいるので、食べる事で綺麗になる事も出来ます。
無味無臭といった寒天の特徴を活かして様々なアレンジに挑戦する事で飽きずに長続きさせやすいといった魅力もあります。
ダイエットにピッタリな食材を探していたという人は、是非この記事で紹介した寒天を活かしたダイエットメニューを検討してみてください。
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