この記事でわかること
- ドローイングってどこの筋肉を鍛えられるトレーニング?
- ドローイングのダイエット効果
- ドローイングをおすすめする理由
ガッツリとトレーニングをする時間がないけど、たるんできたお腹をどうにかしたい。
そう考える方におすすめしたいのが「ドローイング」です。
ドローイングには、誰でも気軽に実践できてちょっとしたスキマ時間で行えるなど、様々な魅力があります。
今回は、ドローイングで得られるダイエット効果と正しいやり方を解説していきます。
ドローイングって何?どこの筋肉を鍛えられるトレーニングなの?

「そもそもドローイングって何?」「どこの筋肉を鍛えられるの?」などの疑問を感じている方も多いですよね。
ドローイングは、お腹をヘコませる動作に腹式呼吸を組み合わせたトレーニングで「腹横筋」が鍛えられます。
腹横筋は「インナーマッスル」の1つで、簡単に説明すると「お腹をヘコませる時に使っている筋肉」となります。
ドローイングのダイエット効果とおすすめする理由

ドローイングでインナーマッスルを鍛えることで得られるダイエット効果や多くのブログやダイエッターがおすすめしている理由が知りたい!という方も多いのではないでしょうか?
もちろん、適当にドローイングをおすすめしているわけではありません。
ドローイングをおすすめするには、しっかりとした理由があります。
腹筋では鍛えられない筋肉を鍛えて代謝をアップ
「お腹の筋肉を鍛えるなら腹筋の方が良いんじゃないの?」と不思議に思った方もいますよね?
たしかに、腹筋もお腹周りの筋肉を鍛える・引き締めるにはピッタリなトレーニングの1つです。
残念ながら腹筋は、外側の筋肉(アウターマッスル)は鍛えることができても、インナーマッスルは鍛えられません。
もちろん、ドローイングにも逆のことが言えます。
ドローイングと腹筋は「そもそも鍛えられる筋肉」が全く違います。
普段あまり使うことのないインナーマッスルを刺激することは、筋肉量の増加による代謝アップに期待できます。
代謝が上がるとカロリーの消費量や脂肪燃焼の効率もアップするため「痩せやす体質」に近づけます。
ドローイングと腹筋に優劣はなく、どちらもバランス良く行うことが効率の良いダイエットに繋がります。
筋力に自信がなくても大丈夫!女性でも気軽に行えるトレーニング
「たるんだお腹周りのお肉をどうにかしたい!」と考えていても、筋力に自信がなかったり、運動をする習慣がない方も多いですよね?
筋トレや運動に慣れていない方が急に負荷の高いトレーニングを行うと、怪我をしてしまいます。
実はドローイングは「筋力を必要としないトレーニング」です。
重いダンベルを持ったり、専用の器具を使う必要もなく、男性女性を問わず誰でも簡単に行うことができる点はドローイングの大きな魅力と言えるでしょう。
腰痛を気にせず行える
腰痛など怪我や持病が原因で一般的な筋力トレーニングができないケースも珍しくありません。
また、間違った姿勢や方法でトレーニングを行うと、怪我や持病が悪化してしまう可能性もあります。
そんな方でも安心して実践できるのがドローイングです。
ドローイングで鍛えられる腹横筋は「コルセット筋肉」という別名で呼ばれており、鍛えることで腰回りを安定させられる効果が得られます。
気になるお腹をスッキリさせるついでに腰痛の症状を緩和できる嬉しい効果も同時にゲットできます。
スキマ時間に実践出来るお手軽トレーニング
ドローイングは「特定の道具や広い場所が必要ないお手軽トレーニング」でもあります。
意識的にお腹をヘコませるだけのため、いつでもどこでもやりたいときに気軽に実践できます。
仕事の合間時間や信号待ちのちょっとした時間など、スキマ時間で気になるお腹をスッキリさせられる点で人気を集めています。
このお手軽さから、多くのダイエットブログやSNSで推奨されています。
ドローイングの正しいやり方とダイエット効果をアップさせるための3つのコツ

ここからは、ドローイングの正しいやり方とダイエット効果をアップさせるためのコツを紹介していきます。
ドローイングだけではなく、すべてのトレーニングは「正しいやり方で行う」のが大切です。
間違ったやり方で続けても得られる効果は薄くなるため、正しいやり方を意識するようにしましょう。
ドローイングの正しいやり方
ドローイングは、立った状態・座った状態・寝転んだ状態と、どの体勢でも行うことができるトレーニングです。
ここでは、最もオーソドックスな立った状態でのドローイングの正しいやり方を紹介します。
- お腹に空気を溜めるように意識しながら大きく息を吸い込む
- 背筋は真っ直ぐに伸ばし、上半身リラックスした状態をキープする
- 限界まで息を吸い込んだ後は、1~2秒間息を止める
- 膨らんだお腹をヘコますように最後まで息を吐ききる
- 完全に息を吐ききったら、お腹をヘコませた状態のまま20秒間キープする
上記を1セットとして5セット行うのが目標です。
5セット連続して行うのが理想ですが、スキマ時間などにこまめに実践してもしっかりとドローイングのダイエット効果を得られます。
ドローイングは効果を実感しにくいトレーニング
インナーマッスルを鍛えるドローイングは「効果を実感しにくいトレーニング」である点に注意が必要です。
1週間程度では、お腹周りが変わったように感じないケースがほとんどです。
ですが、ドローイングは定期的に行うことで、しっかりとインナーマッスルは鍛えられています。
焦らずじっくりと続けていきましょう。
早い方で2~3週間でダイエット効果を実感できると言われています。
ドローイングのダイエット効果をアップさせるための3つコツ
ドローイングで得られるダイエット効果をアップさせるためには、
- お腹をヘコませている時は、お腹の筋肉に意識を集中させる
- 姿勢・背中を丸めない
- リラックスした状態で行う
上記3点を意識しましょう。
どれか1つでも欠かけると得られるダイエット効果が薄れてしまいます。
できるだけ効率良くお腹周りのスッキリさせたい方はぜひ覚えておきましょう。
ドローイング以外のトレーニングやダイエット方法を組み合わせるのも効果的

ドローイングと他の部分を鍛える筋トレやダイエット方法を組み合わせるのもおすすめです。
効果を実感しにくいドローイングだけでは、ダイエットに対するモチベーションを維持するのが難しいのも事実です。
その他のトレーニング・ダイエットを組み合わせるだけで、相乗効果によりさらに高いダイエット効果に期待できます。
効率を重視したい方は、ぜひ他のトレーニング・ダイエット方法と組み合わせる事を検討してみてください。
ドローイングの体験談
ドローイングを取り入れたダイエットに興味を持ち始めた方も多いですよね。
この段落では、実際にドローイングを試した方のリアルな感想を紹介します。
体験談1:20代・女性・主婦
産後太りが気になっていた時、SNSでドローイングを知り、すぐに試してみました。
最初は半信半疑でしたが、家事の合間や子どもが寝ている間にもできる手軽さに惹かれて、毎日コツコツ続けました。
3ヶ月でウエストが5cmも細くなり、姿勢も良くなった気がします。
運動が苦手な私でも続けられたのが嬉しかったです。
体験談2:40代・女性・会社員
仕事柄デスクワークが多く、運動不足とぽっこりお腹が悩みでした。
ドローイングは職場でもこっそりできるので、昼休みや移動中に実践。
初めて1ヶ月ほどでお腹まわりがスッキリしてきて、同僚にも「痩せた?」と聞かれるように!
普段使わない筋肉を意識することで、体幹が鍛えられた実感があります。
体験談3:20代・女性・フリーター
ネットで「簡単に痩せる」と見てドローイングを始めましたが、正しいやり方がわからず、自己流で続けた結果、効果が出ませんでした。
呼吸法も難しく、途中で苦しくなって断念。
動画なども見ましたが、自分に合っているのか不安で、結局モチベーションが保てず1ヶ月でやめてしまいました。
筆者考察
ドローイングは、呼吸とインナーマッスルを活用したシンプルなエクササイズでありながら、その効果は多くの人に実感されています。
特に、日常生活の中で取り入れやすい点が主婦や働く女性に支持される理由の一つです。
しかしその一方で、正しいやり方を理解せずに行うと、期待した効果が得られずに挫折してしまうケースもあるようです。
情報が豊富な現代だからこそ、正確な知識と継続できる環境が大切です。
ドローイングは「ながら運動」に最適ですが、基本をしっかり押さえることが、成功へのカギとなります。
自分に合った方法で、無理なく続けることが、体型改善だけでなく、生活全体の質を高めることにもつながるのではないでしょうか。
まとめ
ドローイングは、誰でも簡単にどこでもいつでもちょっとしたスキマ時間で行えるトレーニングです。
インナーマッスルを鍛えることで、代謝アップやお腹周りをスッキリさせる効果が得られます。
しかし、ドローイングは効果を実感するのに時間がかかります。
デメリットを補うためにはその他のトレーニング・ダイエット方法を取り入れてみてください。
スキマ時間で気になるお腹周りをスッキリさせたいと考えていた方は、ドローイングを試してみてはいかがでしょうか。
ドローイング ダイエットに関するよくある質問
- Qドローイングは毎日やった方がいいですか?
- A
はい、毎日続けることで効果を実感しやすくなります。1回あたり数分でも、習慣化することが重要です。無理なく生活の中に取り入れるのがおすすめです。
- Q効果が出るまでどれくらいかかりますか?
- A
個人差はありますが、早い人で2〜3週間、平均して1〜2ヶ月でウエストの引き締めや姿勢の改善を感じる方が多いです。継続することで徐々に体型に変化が現れます。
- Q正しいやり方がわからないのですが、どうすればいいですか?
- A
正しいフォームや呼吸法が重要なため、初心者は動画や信頼できるサイトで学ぶのが効果的です。最初は鏡の前で確認しながら行うとよいでしょう。
- Q他の運動や食事制限と併用した方が良いですか?
- A
ドローイング単体でも効果はありますが、軽い運動やバランスの良い食事と組み合わせることで、より高いダイエット効果が期待できます。生活習慣の見直しもおすすめです。
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