ここ数年、耳にする機会が増えたダイエット方法が「リンゴ酢ダイエット」です。
ダイエット効果の高いお酢と美容効果の高いリンゴが1つになった注目のダイエットアイテムと言えるでしょう。
そこで今回は、リンゴ酢が持つダイエット効果と一緒に料理初心者でも簡単に作れるおすすめのレシピを3つ紹介していきます。
リンゴ酢には数多くのダイエット効果がある!まさにダイエット向きの食材
リンゴ酢がダイエットに良いと聞いた事があっても「どんな効果があるのか」といった点を把握している人は少ないですよね?
何となくリンゴ酢ダイエットを始めるのも良いですが、せっかくならリンゴ酢が持つダイエット効果を知っておきたくはないですか?
リンゴ酢ダイエットを始めた後に、体の変化を感じた時に「リンゴ酢のおかげだ!」と気付けた方がテンションも上がります。
この記事に辿り着いたついでに、是非リンゴ酢の持つダイエット効果を覚えてください。
酢酸による脂肪燃焼の促進
お酢には「酢酸」と呼ばれる成分が含まれています。
お酢特有のツンとした酸味のある匂いの元となっている成分です。
市販されているお酢の中には「3~5%」の酢酸が含まれていると言われています。
この酢酸は、少量摂取する事で「脂肪燃焼の促進させる効果」があります。
リンゴ酢ダイエットで定期的に酢酸を摂取する事で脂肪の溜まりにくい体作りが出来ます。
多くの人が憧れる痩せやすく太りにくい体作りに繋がります。
酢酸は満腹感を持続させる効果も
酢酸が持つ働きは脂肪燃焼の促進だけではありません。
さらに「満腹感を持続させる」といった効果があるとも言われています。
特に「デンプンを多く含む食材」との相性が良いらしく、お米を主食としている日本人にはピッタリですよね。
酢酸は糖質の消化吸収を遅らせる働きがあるので、食中や食後にリンゴ酢を飲む事でいつもよりお腹が空くスピードを遅くさせられます。
お腹が空きにくい、食べる量を自然と抑えられるというのはダイエット中には嬉しい魅力ですよね。
お酢の力で血糖値の上昇を抑える
お酢は食事と一緒に摂取する事で「血糖値の上昇を抑える」といった効果が得られます。
血糖値の上昇は脂肪の蓄積を促す働きがあります。
ダイエット中や太らないためには血糖値の急上昇を防ぐ事が重要となっています。
リンゴ酢は血糖値の上昇を抑えられるので、知らず知らずの間に太る事を防いでくれます。
「リバウンド防止」を目的にダイエットが終わった後もリンゴ酢を愛用している人も多くいます。
ダイエット・美容効果が高いクエン酸も豊富
リンゴ酢は、ダイエット・美容効果が高い「クエン酸」も豊富に含んでいます。
クエン酸といえば「疲労回復」といったイメージを持っている人も多くいますが、実はダイエットや美容にも高い効果があります。
クエン酸は「ミネラルの吸収を促進する効果(キレート作用)」があり、ダイエット中に不足しがちなミネラルの吸収効率をアップさせられます。
また、古くなった角質を取り除く「新陳代謝を活発にする作用」や肌荒れの原因となる「過酸化脂質の増加を抑える」といった効果も得られます。
バランスの良い食事とリンゴ酢を合わせる事で、肌質・髪質の向上させながら綺麗に痩せていく事が出来ます。
リンゴ酢を飲み始めてから、肌荒れが治った、髪質が改善したという実体験が多く寄せられています。
正しいリンゴ酢ダイエットのやり方
高いダイエット効果があるからといってガバガバとリンゴ酢を飲んでいても痩せる事は出来ません。
全てのダイエット方法に言える事ですが、「正しい方法・やり方を守る」のがダイエット成功の鍵を握っています。
これからオーソドックスなリンゴ酢ダイエットのやり方を伝授するので、まずは基本的なリンゴ酢ダイエットの方法から始めてみてください。
1日に摂取する適切な量は「15~30ml」
リンゴ酢を大量に飲まなければいけないと勘違いしている人も多いですが、リンゴ酢ダイエットで飲む適切な量はかなり少なくなっています。
お酢は大量に飲むと体に良くないので絶対に適切な量を守るようにしてください。
1日に飲むリンゴ酢の適切な量は「15~30ml」です。
大さじ1~2杯を目安にすると良いでしょう。
「たったこれだけの量で本当に効果があるの?」と疑問に感じる人も多いと思います。
1日15~30mlのリンゴ酢を飲み続けた人の多くは、しっかりとダイエット効果を実感しています。
早い人で1ヶ月、遅くても3ヶ月後には内臓脂肪や皮下脂肪が減ると言われています。
すぐに効果を実感出来なくて焦る事もあると思います。しかし、焦らず適切な量を摂取する事を続けていきましょう。
飲むタイミングに決まりはない
リンゴ酢ダイエットでは、リンゴ酢を飲むタイミングは決められていません。
多くの方法では、食中・食後が推奨されています。
その理由は「血糖値の上昇を防ぐ」「食事の消化吸収を遅らせてお腹が空かないようにする」といった点が挙げられます。
リンゴ酢をアレンジせずにそのまま飲む時は、原液のまま飲むのではなく「水・お湯・牛乳」で5倍以上に薄めてから飲みましょう。
そのまま飲むのが苦手、抵抗があるという人は後述するアレンジレシピを試してみてください。
市販のドリンクタイプはNG!「食酢」タイプがベスト
リンゴ酢ダイエットが話題・注目を集めた事から、ドリンクタイプのリンゴ酢も数多く販売されています。
「それを飲めば良いんじゃない?」と思うかもしれません。
しかし、ドリンクタイプのリンゴ酢には「甘味料」が使用されています。
ダイエット目的でリンゴ酢を摂取するのであれば、ドリンクタイプではなく「食酢」タイプがベストとなっています。
飲みすぎは絶対にNG!
上記でも伝えた通り、リンゴ酢の「過剰摂取は絶対にNG」です。
お酢は、原液のまま飲んだり、適切な量を超えて飲み過ぎると胃を荒らしてしまいます。
胃腸が弱い人は特に気を付けてください。
リンゴ酢ダイエットをきっかけに食生活を見直してみよう
リンゴ酢には、高いダイエット・美容効果があります。
しかし、リンゴ酢ダイエットだけではスムーズに体重を落としていく事は難しいと言えるでしょう。
リンゴ酢の効果を最大限発揮出来るように、リンゴ酢ダイエットをきっかけに食生活を見直してみるのもおすすめです。
栄養バランスの良い食事と食事回数にリンゴ酢ダイエットを取り入れるだけで、体重減少の効率をアップさせられます。
料理初心者でも簡単に作れるおすすめのリンゴ酢レシピ3選
ここからは、料理初心者でも簡単に作れるおすすめのリンゴ酢を使ったレシピを3つ紹介していきます。
紹介するレシピは3つとも難しい調理なしで作れるようになっています。
リンゴ酢をそのまま飲みたくない、アレンジして飽きないようにしたいという人は是非チェックしてください。
食後のデザートにピッタリ!リンゴ酢の寒天
最初におすすめしたいレシピが「リンゴ酢の寒天」です。
「いきなりデザート!?」と思うかもしれませんが、食後にスルッと食べられるおすすめのレシピとなっています。
しかも、ヘルシーなのでデザートを食べているのに罪悪感や後ろめたさがないといったオマケ付きです。
材料
- 粉寒天 2g
- リンゴ酢 50cc
- 水 250cc
- (はちみつ 適量)
作り方
- 鍋に水と粉寒天を入れて2分程度沸騰させる
- 火を止めてからリンゴ酢(+はちみつ)を加えて混ぜる
- 容器に移して粗熱を取った後に冷蔵庫で冷やす
たったこれだけです。
リンゴ酢だけでは酸っぱ過ぎる、味気ないという人ははちみつを適量入れて少し甘味を調整してください。
砂糖でも問題ありませんが、カロリーを考えると砂糖よりヘルシーなはちみつの方がおすすめです。
程よい酸味がサラダにピッタリ!リンゴ酢ドレッシング
食事中にリンゴ酢を取り入れたいという人におすすめなのが「リンゴ酢ドレッシング」です。
サラダとの相性が抜群なので、野菜を美味しくたくさん食べたい時にピッタリです。
作り方も材料を混ぜるだけなので、誰でも簡単に実践出来ますよね。
材料
- リンゴ酢 大さじ2杯
- サラダ油 大さじ2杯
- 塩コショウ 適量
作り方
- 材料を混ぜる
- 程よく混ざったら塩コショウで味の調整をする
手間や時間をかける事なく、野菜とリンゴ酢を一緒に摂れるといった魅力があるレシピとなっています。
スカッと爽やか!リンゴ酢ソーダ
ジュース感覚でリンゴ酢を摂りたいという人は「リンゴ酢ソーダ」はいかがでしょうか?
リンゴ酢の程よい酸味とはちみつのほんのりした甘味、炭酸のシュワッとした爽快感がクセになります。
材料
- リンゴ酢 大さじ1杯
- はちみつ 大さじ1杯
- 炭酸水 150~200ml
作り方
- グラスに材料を全て入れてしっかりと混ぜる
- 甘さが足りない場合のみ、はちみつを少し足す
リンゴ酢の寒天よりも、さらに簡単であまりの美味しさにゴクゴクと飲めちゃいます。
甘さが足りない場合ははちみつを足してもOKですが、多すぎると摂取カロリーが増えてしまうので気を付けてください。
また、美味しくて飲みやすくなっていますが、飲み過ぎないように注意してください。
食後やお風呂上がりに飲みたい1杯と言えるでしょう。
まとめ
話題を集めているリンゴ酢には、ダイエットや美容に良い様々な効果があります。
リンゴ酢で得られる効果を活かす事がスムーズな体重の減少に繋がります。
リンゴ酢ダイエットだけでは効果を実感するまでに時間がかかります。
出来るだけ早くダイエット効果を実感したい、体重を落としたいという人は食生活の改善や運動も取り入れる事を検討してみてください。
リンゴ酢はアレンジしやすい食材でもあるので、リンゴ酢を使ったレシピを考えながら、美味しい楽しいダイエットにしましょう。
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