人より食べる量が少ない、太らないように食事量をセーブしている、なのに太ってしまった!という経験を持つ人も多いのではないでしょうか?
普通に考えると食べなければ太らないのに、本当に体重が増えてしまって困っている人も多くいます。
そこで今回の記事では、食べていないのに太る原因とその対策方法を解説していきます。
食事量だけが太る原因じゃなかった!食べる以外が原因で体重が増えている
「食べてないのに太る」その原因は「食事以外」にあります。
落ち着いて考えてみれば当たり前の事ですよね。
食べてないのに体重が増えているなら、食事が原因ではない可能性が高いと言えるでしょう。
これ以上太りたくない、体重を落としてボディラインをスッキリさせたいという人は「太っている原因」を見つける事が重要となります。
ここでは、食べてないのに太る人に多い食事以外で太る原因を集めてみました。
必要な栄養までセーブしてしまっている
食べてないのに太る人の多くが「必要な栄養」が足りていません。
ダイエット・減量中は、少なからず食事制限を行いますよね?
「炭水化物」や「糖質・脂質」を極端に抑えるダイエットは有名ですよね。
確かに炭水化物や糖質・脂質の摂取をセーブすると体重は落ちやすくなります。
しかし、生きていく・体を動かすのに必要な栄養をしっかりと補給しないと体は徐々に代謝・燃費が悪くなっていきます。
その結果、食事量が少なくても、徐々に体重が増えていく事になります。
基礎代謝が下がっている
体重を落とすには「1日の摂取カロリーよりも消費カロリーの方が高くなる」のが必須です。
食べてないのに太るという事は、消費カロリーが極端に少ない可能性があります。
以前と同じ生活をしていて、食事量を減らしたのに体重が増えてしまったというケースは「基礎代謝」が下がってしまっています。
基礎代謝が下がる・悪くなる原因として、
- 加齢
- 栄養不足
- 筋肉量の低下
の3点が挙げられます。
代謝が下がってしまうと、知らずしらず間に1日の消費カロリーも下がってしまいます。
食事量をどれだけ減らしても、基礎代謝の低下によって消費カロリーも減少している事から太ってしまいます。
太る食べ方をしている
「太る食べ方」をしていると、食事量に関係なく体重が増えやすくなります。
食事量ばかりに意識が向いてしまい、食事内容が見えなくなっていませんか?
確かにダイエット・体重を落とすには食事量を減らす事も大切です。しかし、量だけではなく食事内容にも気を付けなければいけません。
太りやすい食べ方を続けているといつまで経っても痩せる事はありません。
睡眠時間が短い・睡眠の質が悪い
ダイエット初心者の人からすると、「ダイエットと睡眠」に繋がりは感じられませんよね?
しかし、ダイエットを成功させるには、質の良い睡眠をとる事も意識しなければいけません。
睡眠時間が短かったり、睡眠自体の質が悪いと、食欲が増してしまいます。
逆に、しっかりと睡眠時間を確保している人や質の良い睡眠を心掛けている人は、太りにくいといった統計が出ているようです。
食事量以外の太る原因が分ければ後は対処するだけ!
食事量が少ない、食べてないのに太る人に多い体重が増える原因をいくつか解説しました。
「あっ、これは…」と心当たりがあった人も多いのではないでしょうか?
食べる以外の太る原因を突き止める事が出来れば、後はそれに合わせた対処をするだけです。
ここからは、食べる以外の太る原因の対処法を解説していきます。
特に難しい事はないので、是非チャレンジしてみてください。
栄養バランスを考えた食事メニューを意識する
ダイエットの一環として、極端な食事制限をしている、またはそもそもの食事量が少ないという人は「食事メニューの見直し」から始めましょう。
痩せる・体重を落とすためには「バランスの良い栄養の摂取」は欠かす事が出来ません。
逆に言えば、様々な栄養をバランス良く摂取していれば極端な食事制限をする必要はなくなります。
痩せるために必要な栄養バランスは以下だと言われています。
- タンパク質 毎食20g。割合は食事全体の13~20%
- 糖質 割合は食事全体の50~60%
- 脂質 割合は食事全体の20~30%
もちろん、上記は「目安」となるので多少は変動しても問題ありません。
ダイエット中は、糖質・脂質を絶対に摂ってはいけない!と勘違いしている人も多いですが、ある程度摂取した方が「綺麗に」痩せられます。
食事制限によって栄養が偏らないように、栄養バランスの良い食事メニューを意識しましょう。
基礎代謝が下がらないように適度な運動を行う
基礎代謝の低下は、意外と簡単に防げます。もっと効率的で効果的なのが「運動」です。
運動というワードに苦手意識を持っている人もいると思いますが、激しいツラい運動ではないので安心してください。
筋肉量の維持・若干の増加を目的とした軽い筋トレ、基礎代謝の向上を目的とした有酸素運動(ウォーキング・ジョギング)でOKです。
どちらも軽く汗が出る程度の運動量、週に3回程度の頻度でも効果を実感出来るので是非取り入れてみてください。
もちろん、運動が楽しいと感じれば無理のない程度で運動量や頻度を増やしても問題ありません。
適当に食べない!太らない食べ方を覚える
食事量に関係なく「太らない食べ方」を覚える事も必要となります。
どれだけ食事量が少なくても、太る食べ方を続けていると簡単に体重は増えてしまいます。
太る食べ方の代表例は以下となります。
- 1日1食
- 朝食を食べていない
- 早食い・ドカ食い
- 噛む回数が少ない
「朝食を食べずに1日1食で噛む回数が少ないから食べるスピードが早い」といった全ての要素を満たしている人も珍しくありません。
まずは、朝食・昼食・夕食と1日3食を食べる習慣を付けましょう。
どうしても1日3食食べられないという場合は「夕食を抜く」のが最も無難です。
朝食は、1日の活動に必要なエネルギーを摂取するだけではなく、1日の代謝をアップさせる効果があるので必ず食べるようにしてください。
1日1食でドカ食いをしている人は、同じ食事量で良いので分散して食べるようにしましょう。
そして、食事の時は「ながら食べ」をする事なく、ゆっくりとたくさん噛んで食べる事に集中してください。
たったそれだけで、太りやすさが大きく異なるので、是非太らない食べ方を覚えましょう。
また、太らない食べ方をもっと詳しく知りたいという人は、過去にまとめた「太らない食べ方」を参考にしてみてください。
睡眠の質を上げる
仕事・学校・家事等で、今よりも長い睡眠時間を確保するのが難しいという人がほとんどだと思います。
睡眠時間を伸ばすのが難しい場合は、「睡眠の質を上げる」事を意識しましょう。
睡眠の質を上げるためのコツとして、
- 就寝の3時間前にはカフェイン・アルコールの摂取を辞める
- 布団に入ってから、スマホ・タブレットを触らない
- 入浴後に軽くストレッチを行う
- リラックス出来るようにアロマや音楽を活用する
といった4点が挙げられます。
全てを実践する必要はありませんが、寝付きが良くなる深い眠りにつけるように工夫をしてみてください。
睡眠の質が上がると、今までと同じ睡眠時間でも寝起きに疲れを感じる事なくスッキリと目覚められるようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
以上が食べてないのに太る原因とその対処法となります。
食べてないのに太るのには、食べる以外の原因が必ずあります。
その原因は、人によって全く違う事も珍しくありません。
今回紹介した太る原因はほんの一部ですが、心当たりがある人は太る原因と一緒に紹介した対処法を試してみる事をおすすめします。
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