ダイエット・減量を行う時に、ストレッチをしていない人も多いのではないでしょうか?
ストレッチは、柔軟性が向上するだけという間違った認識を持っている人も多くいます。
しかし、ダイエットに取り入れる事で様々なメリットが得られます。
今回は、ダイエット・減量の時にストレッチで得られる効果を紹介していきます。
この記事でわかること
- ストレッチを行うことで得られるメリット
- ダイエットにストレッチを取り入れる時のポイント
- ストレッチを行う際の注意点
ストレッチは効率良く痩せる体作りが出来る!
ダイエット・減量でストレッチを取り入れる最大のメリットは「痩せやすい体作り」が出来るからです。
柔軟性の向上と筋肉の疲労回復に効果がある事しか知らない人も珍しくありません。
しかし、ストレッチには、あまり知られていないメリットも数多く存在します。
ストレッチで得られるメリットをしっかりと把握して効率良く体重を落としていきましょう。
基礎代謝アップで痩せやすい体に!
ストレッチで得られるメリットとして最も嬉しいのが「基礎代謝アップ」です。
基礎代謝が上がるだけで、日常生活での消費カロリー・脂肪の燃焼量もアップする痩せやすい体になる事が出来ます。
ストレッチは、自律神経を整える効果があり、自律神経の乱れによる体温の低下等の防ぐ効果があります。
また、ストレッチで硬くなった筋肉や関節をほぐせます。
筋肉・関節をほぐす事で可動域が広がり、ちょっとした日常の動作をスムーズに行う事が出来るようになります。
スムーズな動作が出来るようになると、何気ない動作も自然と大きくなり、脂肪の燃焼効率もアップします。
ストレッチを取り入れるだけで、今までより痩せやすくなるというのは、かなり大きな魅力ですよね。
ついでに太りにくい体質もゲット!
消費カロリーや脂肪の燃焼率アップは、効率良く痩せられるだけではありません。
「太りにくい体質」というダイエットをする人の憧れも同時に手に入れられます。
食事制限・運動・ストレッチで目標まで体重を落とす事が出来た後に、怖いのが「リバウンド」ですよね。
せっかく目標を達成したのにリバウンドしてしまっては意味がありません。
リバウンドをしないためには、ある程度の食事制限と運動を維持する必要もあります。
体重をキープするための食事制限と運動に加えて、ストレッチを取り入れる事で、さらにリバウンドをする可能性を抑えられるようになります。
ストレッチは、ダイエット中だけではなくダイエット後にも嬉しいメリットがあります。
冷え性とむくみを改善!
冷え性やむくみに悩んでいるという人も多いですよね。
ストレッチは、血液の流れを良くする効果があります。
血流が良くなると「冷え性やむくみの改善」に期待する事が出来ます。
また、冷え性やむくみが起きる程、体温が下がると脂肪がつきやすくなると言われています。
ストレッチを行う事で、今まで悩んでいた冷え性・むくみを改善しながら脂肪がつく事も防げます。
さらに、血流の改善は、肩こりや腰痛の予防や改善にも効果があります。
リラックス効果でストレスによる暴飲暴食を防ぐ!
ストレッチにリラックス効果があると聞いた事がある人も多いと思います。
ゆっくり時間をかけて行う事になるストレッチは、副交感神経が優位になりリラックス効果が得られます。
リラックス効果でダイエット中のストレスを解消して、食べられないイライラを取り除く事が出来ます。
さらに、交感神経にも作用してアドレナリンの分泌が促されます。
アドレナリンは、必要以上の食欲を抑える効果があると言われているので、日常の食べすぎを自然と防げます。
ストレッチは目的に合わせたタイミングで実践しよう!
嬉しい効果があるストレッチですが、「実践するタイミング」で迷ってしまう人も意外と多くいます。
どの時間帯にストレッチを取り入れるのか、その答えは「目的に合わせたタイミング」です。
ストレッチに「何を求めているのか」を考えると自然と自分に最適なストレッチのタイミングが見付かります。
基礎代謝アップは、朝がベスト!
ストレッチに基礎代謝アップを求めている人は「朝」がベストなタイミングです。
起きて時間があまり経っていない状態では、体が温まっていないのでいつもより体が硬いと感じてしまいます。
ストレッチを行い筋肉や関節をほぐす事で体を温めて基礎代謝を上げます。
朝にストレッチを行うと1日の基礎代謝のアップや気持ち良い目覚めが得られます。
食べ過ぎを抑えたい時は、食事前がベスト!
毎食の食べ過ぎが気になるという人は「食事前」がベストなタイミングです。
上記で解説した通り、ストレッチはアドレナリンの分泌を促し、食べ過ぎを防ぐ事が出来ます。
ストレッチを行ってから食事までに時間が空き過ぎると、効果が薄れてしまいます。
しっかりと食べ過ぎ防止の効果を得たい場合は、食事前にストレッチを行いましょう。
リラックス効果は、お風呂上がりでさらに効果アップ!
リラックスを目的にストレッチを取り入れたい場合は、お風呂上がりがベストなタイミングです。
お風呂上がりは、体が温まって血行が良くなっています。
筋肉の緊張もゆるみ、日中よりも柔軟性が高くリンパの働きも良くなっています。
この状態で、ストレッチを行う事でストレッチで得られるリラックス効果をアップさせる事が出来ます。
お風呂上がりに、ゆっくりと時間をかけてしっかりと呼吸をしながらストレッチをする事でリラックスや快眠効果が得れます。
ストレッチを行う時の注意点
適当にストレッチを行っても意味はありませんし、時間の無駄となります。
ストレッチを行う時は、しっかりと注意点を守る事を意識しましょう。
ストレッチの効果を最大限得るためには、正しい方法で行う必要があります。
正しい姿勢でストレッチを行う
ストレッチを行う時に、最も注意しなければいけないのが「正しい姿勢」です。
背筋を伸ばさなければいけないストレッチで、背中が曲がっているとストレッチで得られる効果が半減以下となります。
また、間違った姿勢でのストレッチは怪我をする危険もあります。
必ず正しい姿勢で行いましょう。
反動をつける事なく、ゆっくりと
ストレッチの中には、痛気持ちいいものの数多くあります。
ついつい、反動や勢いをつけて体を伸ばそうとしてしまいがちです。
しかし、反動をつけてストレッチをすると筋肉や関節を痛める事になります。
強い痛みを感じるまで伸ばしてしまうと、逆に体が硬くなる事もあります。
反動をつける事なく、ゆっくりと気持ち良い程度に伸ばす事を意識しましょう。
呼吸を意識する
意外と多い失敗が「呼吸」です。
ストレッチ中に呼吸が浅くなったり、気付かない間に息を止めている人もいます。
ストレッチの効果をしっかりと得るためには、しっかりと呼吸を行う事が必要です。
ゆっくり深呼吸しながらストレッチを行うようにしましょう。
まとめ
ストレッチには、痩せやすい・太りにくい体作りといったダイエット中の人には嬉しいメリットがありました。
さらに、冷え性・むくみの改善や食べ過ぎ防止等、ダイエット以外の悩みの解消にも期待が出来ます。
効率良くダイエットがしたい、あまり激しい運動はしたくないという人は、まずはストレッチから始めてみてはいかがでしょうか。
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