ダイエット中は、普段よりも食事の量が少なくなる事から「小腹が空いたなぁ」と感じる事が多くなりがちです。
「そのまま食べずに我慢!」という人も多いですが、ダイエット中でも太りにくいおやつであれば食べても大丈夫なんですよ。
今回は、ダイエット中の小腹が空いた時におすすめしたい腹持ちの良いおやつを紹介していきます。
この記事でわかること
- ダイエット中のおやつを食べてもいいの?
- 太らないおやつ選びのポイントとは?
- ダイエット中におすすめの腹持ちが良いおやつ
ダイエット中でもおやつは食べてOK!その理由とは?
「ダイエット中はおやつを食べてはいけない!」と勘違いしていませんか?
実は、ダイエット中でも選び方や食べ方に気を付けていればおかつを食べても問題はないんですよ。
寧ろ、小腹が空いているのに無理に我慢してストレスを溜めたり、食事の時間が空き過ぎるよりおやつを食べた方が太りにくいという事も分かっています。
美味しいおやつを食べながらストレスのないダイエット生活を送りましょう。
小分けにして食べる量を調整すればOK!
おやつを食べても良いと言っても、好きなものを好きなだけ食べても良いわけではありません。
そんな事をしていると一瞬で体重は増えてしまいますよね。
ダイエット中のおやつが原因で太らないためにするには「小分けにして食べる」といったルールがあります。
予め1回分を小袋等に小分けしておく事で食べ過ぎによる体重増加を防ぐ事が出来ますよ。
おやつを食べるタイミングは、食事の間隔に合わせる
もちろん、おやつを食べるタイミングも大切です。
小腹が空いた時にパクパク食べていると、やっぱり太ってしまいます。
おやつを食べる適切なタイミングは、食事の間隔に合わせましょう。
1日で物を食べる間隔が「3~4時間毎」になるように意識するとおやつを食べても太りにくくなります。
朝食が7時で昼食が12時の場合は、9時30分~10時00分あたりがベストです。
10時におやつを食べると昼食までの時間が2時間しかなくなりますが、そんな時は量を少し減らしましょう。
また、12時に昼食を食べて19時夕食を食べる場合は、15時00分~16時00分の時間帯がベストです。
毎日食事をする時間帯が異なるという人も多いと思いますが、最低でも食前・食後2時間30分は時間を空けるようにしてください。
おやつを食べて食事の間隔を均等にするメリット
人間の身体は、食事の時間が空き過ぎる、空腹の時間が長くなると、その後の食事で血糖値が急上昇します。
血糖値の急上昇は、脂肪を蓄積する働きのあるインスリンの分泌を促進してしまいます。
その結果、食べる量が少なくても脂肪が付きやすい、所謂太りやすい食べ方になってしまいます。
おやつを食べて食事の間隔を均等にする事で空腹の時間が少なくなります。
そうする事によって、食後に血糖値が急上昇する事を抑えられるので、結果として太りにくくなるといった仕組みとなっています。
実際に、体重を増やしたくないボディビルダーの人たちは、1回の食事量を少なくする代わりに1日の食事回数を5~7回に増やしているんですよ。
太らないおやつ選びのポイントとは?
ダイエット中の適切なおやつを食べるタイミングは理解出来ましたよね?
次は、いよいよ「太らないおやつの選び方のポイント」です。
ここで紹介するおやつ選びのポイントを覚えておくと、ダイエットが終わった後もおやつでリバウンドする事を防げます。
特に難しいポイントはないので、是非覚えておきましょう。
糖質・カロリーの少ない「低GI食品」
最初におすすめしたいダイエット中のおやつは「低GI食品」です。
糖質・カロリーが低く血糖値の急上昇を抑えられるので脂肪の蓄積が防げるといった魅力もあります。
「低GI食品って何?」「どんなダイエット効果があるの?」という方は、「ダイエットの強い味方!低GI食品の魅力とは?」を参考にしてみてください。
甘いものが食べたい時はオリゴ糖
甘いおやつが食べたい!そんな時も多いですよね。
そんな時におすすめなのが「オリゴ糖」です。
オリゴ糖は、胃酸や消化酵素に分解吸収されないといった特徴があり、ダイエット中に食べても太りにくくなっています。
また、大腸までしっかりと届き、ビフィズス菌等の善玉菌の栄養となる働きもあり、腸内環境を整えるといった効果もあります。
ダイエット中におやつを食べられるのに、腸内環境を整えてお通じを良くするといった効果も得られる嬉しすぎる食品です。
食物繊維が豊富に入っているおやつがベスト
食物繊維は、糖の吸収を緩やかにする効果があるので食後の血糖値の急上昇を防げます。
さらに、食物繊維が豊富な食品の多くは、しっかりと噛んで食べる必要があるので食べごたえもあるんですよ。
消化にも時間がかかるので腹持ちも良く、まさにダイエット中にピッタリなおやつと言えるでしょう。
小腹が空いたらコレを食べろ!ダイエット中におすすめの腹持ちの良いおやつ
ここからは、ダイエット中にピッタリなおやつを紹介していきます。
人によって好き嫌いがあると思うので、自分の好みのおやつをチョイスしてみてください。
食物繊維とミネラルを補給!ナッツ類
太らないおやつの中で最もメジャーなのが「ナッツ類」です。
その中でも、特に高い人気を得ているのが「アーモンド」で、ビタミンEや食物繊維が豊富に含まれています。
それ以外のピスタチオやクルミも食物繊維やミネラルといったダイエット中に不足しがちな栄養素を多く含んでいます。
適切な量を食べる事で、お肌や髪のケアにもなるんですよ。
しかし、ナッツ類は少しカロリーが高めなので1日20粒前後を目安にしましょう。
ほろ苦い甘さに癒やされる!ビターチョコ
ダイエット中にどうしても甘い物を食べたくなった時におすすめなのが「ビターチョコ」です。
オリゴ糖のおやつが見つからないという時におすすめとなります。
ビターチョコを食べる時は、「カカオ70%以上」の商品を選ぶようにしましょう。
ほろ苦さの中にもしっかりとチョコの甘さを感じられるので、甘い物を食べたいという欲求も満たせます。
食べごたえ抜群!スルメイカ
外出先で食べるのは少し抵抗がありますが、自宅でのおやつとして「スルメイカ」もおすすめです。
糖質が100gあたり焼く0.4gとかなり低く、タンパク質も豊富に含まれているので腹持ちが抜群となっています。
噛めば噛むほど味が染み出してくる飽きない味も魅力ですよね。
また、飲み込むまでにしっかりと噛む必要がある事から、少しの量でも満足度を得られるおやつでもあります。
豊富なタンパク質で腹持ちも良好!ゆで卵
完全栄養食品と呼ばれる事も多い卵を使った「ゆで卵」もダイエット中におすすめのおやつの1つです。
ゆで卵は、タンパク質が豊富なのでダイエット中に起きる筋肉量の低下を防ぐといった効果にも期待が出来ます。
また、作るのに手間がかからない事や一度に複数個作る事が出来るといったお手軽さもおすすめの理由となっています。
冷蔵庫の保存していれば3日程度は日持ちするので、小腹が空いた時に気軽に食べられますよ。
まとめ
ダイエット中は食べられないと思っていたおやつですが、実は正しい選び方や食べ方を知っていれば食べる事が出来ます。
もちろん、一度に食べ過ぎない、食事との間隔を意識するといったちょっとしたルールは存在します。
しかし、ルールさえ守っていれば問題なくおやつを食べながらダイエットをする事が出来るんですよ。
ダイエット中でもおやつを食べたいという人は、今回紹介した太りにくく腹持ちの良い食品を選んでみてはいかがでしょうか。
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