ボクサーが減量のためにかっこよく飛んでいる姿を見た事がある人も多いですよね。
今回は、縄跳びダイエットが「なぜ人気となっているのか」といった点に焦点を当ててみました。
縄跳びの驚異のダイエット効果を分かりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 縄跳びダイエットとは?
- 縄跳びダイエットが人気となっている理由
- 縄跳びダイエットの正しいやり方
縄跳びは消費カロリーの高いダイエットに最適な運動
縄跳びの最大の特徴として「消費カロリーが高い」といった点が挙げられます。
同じ時間の運動でも、ウォーキングやジョギングと比べると1.5~2.0倍のカロリーを消費する事が出来ます。
10分という短い時間でも60~70kcalと意外と多くのカロリーが消費出来る運動です。
スポーツジムに通う時間やお金がない、長い時間がかかる有酸素運動が苦手だという人でも効率良く痩せられるのが「縄跳び」です。
全身運動で体幹と下半身の筋力を鍛える
誰でも簡単に行える縄跳びは、実は効率良く全身の筋肉を刺激出来る「全身運動」なんですよ。
回した縄を飛ぶだけで自然と体幹を鍛えられます。
体幹が良くなると姿勢が美しくなったり、効率良くエネルギーを燃焼出来る痩せやすく太りにくい体質になれるといったメリットがあります。
また、ジャンプする度に下半身の筋肉を使用しているので、下半身痩せや引き締めにも期待が出来ます。
体幹と下半身の筋力を鍛える事は、ドンドン効率良く痩せられる体作りにもなります。
消費カロリーの高さが注目されがちですが、綺麗に痩せる、リバウンドしにくい体質になれるといった点も縄跳びダイエットの魅力の1つです。
心肺機能や持久力の向上にも期待が出来る
定期的に縄跳びを続ける事は、痩せる・体重を落とすといったダイエット効果だけではなく、「心肺機能・持久力の向上」にも期待が出来ます。
全身運動で適度な負荷を体全体にかけられる事で、毛細血管が発達して酸素を運搬する能力が高くなります。
その結果、長時間運動行う時に必要となる心肺機能や持久力が向上していくといった効果も得られます。
最初は、短い時間から始めて徐々に飛ぶ時間を伸ばしていく事で、消費カロリーアップさせましょう。
また、縄跳びは有酸素運動でもあるので、一定時間を超えると脂肪燃焼の効率も上がるといった嬉しい効果も同時に得られます。
短い時間でも脂肪を燃焼させられる
脂肪を燃焼させたい時は、有酸素運動を20分以上行う事が推奨されています。最も楽だと言われている有酸素運動のウォーキングですが、慣れていない人からすると20分は意外とハードです。
しかし、縄跳びであれば1日10分だけでもしっかりと脂肪を燃焼する事が出来ます。
好きな曲を3~5曲聞きながら、好きな番組を見ながら行うとあっという間に過ぎる時間です。
縄跳びは、長時間の運動をしたくない人にもピッタリなダイエット方法となっています。
めちゃくちゃ多い!縄跳びでダイエットするメリット
縄跳びでのダイエット・減量には数多くのメリットがあります。
得られるメリットが多い事も縄跳びが長年ダイエットの定番として多くの人に支持されている理由の1つです。
ここでは、いくつかある縄跳びのメリットを紹介していきます。
時間がかからない
上記でも紹介しましたが、縄跳びは短い時間でも脂肪燃焼・ダイエット効果を得る事が出来ます。
1日10分から始めて、慣れて物足りなさを感じたら徐々に時間を伸ばしていきましょう。
有酸素運動でもある縄跳びは、飛ぶ時間が長くなるとその分効率良く脂肪を燃焼させられます。
しかし、飛べるからといって1日数時間も飛び続けると膝を痛める可能性があるので、長くても1時間以内にしておきましょう。
お金がかからない
ダイエットのために複数の器具を購入する必要がなく、お金がかからないのも縄跳びのメリットです。
本格的な良い縄跳びを購入する場合は、数千円かかる事もあります。しかし、道具にこだわらないという場合は、100円ショップで購入出来ます。
成功するか分からないダイエットのためにお金をかけたくないといった人でも安心して始められるのが縄跳びでのダイエットです。
万が一、なくしたり、紐が切れてしまった時でも気軽に買い換えられる点も意外と嬉しいメリットと言えるでしょう。
専用のスペースが必要ない
専用のスペースを用意する必要がないのも縄跳びのメリットの1つです。
公園の片隅やちょっとした広いスペースがあれば、簡単に行う事が出来るダイエットです。
また、少しお金はかかってしまいますが、室内用の縄跳びや防音マットを用意する事で室内で行う事も出来るようになります。
スポーツジムやヨガスタジオのようにわざわざ専用の施設に行く事なく、自分の好きな場所で出来るのも縄跳びの特徴です。
正しい飛び方で効率良く脂肪を燃焼させよう
縄跳びで効率良く脂肪を燃焼させるには「正しい飛び方」を覚える必要があります。
間違った飛び方で縄跳びを続けると脂肪燃焼の効率が悪くなるだけではなく、怪我をする恐れがあるので、しっかりと正しい飛び方を覚えておきましょう。
縄跳びの基本姿勢は脇を締めて顎を引く
縄跳びを行う時の基本姿勢は、脇を締めて顎を引く事です。
脇が広がってしまうとジャンプしにくくなったり、縄を一定のリズムで回す・飛ぶ事が難しくなります。
また、顎が上がった状態でジャンプをすると、無駄な体力を消耗してしまったり、上を向いている事で着地の時に舌を噛む危険があります。
無理のない程度に脇を締めて、しっかりと顎を引き、正面を向いたままジャンプする事を意識しましょう。
真上にリズム良くジャンプしよう
縄を飛ぶ時はフラフラする事なく、同じ位置に着地し続ける事が大切です。
縄跳びを続けていると最初の位置からズレてしまうという人は、しっかりと真上に飛ぶ事を意識すると着地箇所のズレを抑える事が出来ます。
また、慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、出来るだけ一定のリズムで飛び続けるようにしましょう。
最初はゆっくりでも良いので、リズムをキープしながらジャンプするように努力してみてください。
飛び方は自由!やりやすい飛び方で楽しもう
縄跳びの飛び方は自由です。
慣れるまでは無理をする事なく、両足でしっかりとジャンプして両足で着地するようにしましょう。
慣れてきたり、両足飛びに飽きてきたという時は、ボクサーの人が行っている「駆け足飛び」や腕を胸の前で交差させて飛ぶ「交差跳飛び」を試してみてください。
両足飛びと比べると少し難易度が高い飛び方ですが、飽きずに楽しみながら飛ぶ事が出来るようになります。
適切な時間と回数の目安
ダイエット目的で縄跳びを行う場合、10~20分が適切な時間となります。
慣れて物足りないという人は、30~45分ぐらいを目安にすると良いでしょう。
また、時間内はずっと飛び続けるのではなく、水分補給をしたり汗を拭くための休憩(インターバル)を5分に1回程度設けるのもオススメです。
休憩は1回につき30秒程度と、あまり長くならないように注意しましょう。
一方、飛ぶ回数の目安ですが、慣れた時には「1分で60回」が目安となります。
あまり早く飛びすぎると有酸素運動の効果が薄れてしまうので、程よく息が上がる程度の回数がベストとなります。
縄跳びは、一般的な有酸素運動のウォーキングやジョギングと比べるとキツい運動なので、長時間飛び続ける事はNGです。
ダイエットに適切な時間に適切な回数を飛ぶ事が痩せる・体重を落とすためには必要不可欠です。
まとめ
ダイエットの定番「縄跳び」は、短い時間でもダイエット効果が実感出来る誰でも簡単に行えるダイエット方法です。
時間・お金がかからないだけではなく、体幹や下半身の筋力を鍛えながら綺麗に痩せられるといった女性には嬉しいメリットも数多くあります。
出来るだけお金や時間をかけずに、ダイエット・減量がしたいと考えている人は、今回紹介した正しい縄跳びの方法を参考にしてみてください。
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